テレビ創世記のプロレスファンなら誰だって知っていた吉村道明。力道山というヒーローを盛り立てる脇役と言っていいでしょうが放送時間ギリギリになると力道山よりも注目を浴びる一瞬がありました。
悪役外国人レスラーの反則凶器攻撃に血まみれになりながらも時間ギリギリで奇跡の回転エビ固めで大逆転!!!!!。当時のプロセス少年たちは歓喜したものです。わたしは当時その一人でした。そして三菱の掃除機がリングを掃除します。日本テレビのゴールデンタイムは三菱電機提供でした。謎の多い力道山に比べ吉村道明はわかりやすい最も日本人好みの忍耐、忍耐、爆発!勝利という格好の脇役でした。
さてなぜ吉村道明のことを書いているかと言えば我がお仲間で八百万人の事務局長高橋明子さんにつけたニックネームが吉村道明です。陰陽師の原作者で作家の夢枕獏さんの格闘技伝によると格闘技で最も強いのはレスラーだということでこれはわたしが考えていたこととピッタリ来ました。一撃、一瞬勝負なら他に強い格闘技はあるのですがレスラーは打たれ強く何度も何度も立ち上がってくる、ある種柔らかく強靭な肉体保持者です。一撃勝負の側はその繰り返し繰り返し立ち上がるタフさに参ってしまう(というのは夢枕さんは言ってないかもしれません。わたしの自説かも?)のです。
高橋明子さんは平成の吉村道明かも知れないな?とふっと閃いたのはもう数年前です。男ならいるんですが女性で吉村道明はありえんでしょう?!とおもってましたが・・・。八百万人という個性と自由を尊重する緩やかなネットワークは事務局長の打たれ強さで何とか日常的な人間関係が結ばれていっています。本音を語り合える場を創っています。
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@吉村道明を見たい方はGogle画像を検索してみてください。リングサイドで血まみれの吉村や輝かしい力道山、猪木で溢れています。