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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

技術オンチに贈る道具の揃え方、使い方。

 一番最初にビデオカメラを触ったとき、もともと機械オンチだったので操作方法が全然わからないでわたしには絶対無理だと感じました。誤ってテレビ局に入ってしまった20代後半、編集をする人の後ろからそのアクロバットのような操作に全くついていけずに逃げ出したくなりました。こりゃ駄目だ。・・・あれからうん十年。そういうわたしでしたが今はいろんな機械を触ったり道具を使えるようになりました。

 昨夜の八百万人のUstreamテスト配信で東峰村の京子さんや杉並の田中さんに照準を合わせていると話したのは今でも最初の体験が生き生きと身体の中に残っているからです。「こりゃ駄目だ」とあきらめた気持ち、あの気持ちがいつもスタートです。そう感じた自分と同じ気持ちをいだく人たちに使えるようになれば暮らしに役立つことを何とかお伝えしたい。

 すぐには使えなくてもずっと触っているうちに何とか肌にあってくるし、農家の京子さんが耕うん機を使いこなすようにカメラやipadを使いこなせるようになる日が必ず来る。使っているとそのうちに相手(道具)がとんでもなく簡単な姿に変わっていることもこれからはいっぱいあるでしょう。そのときに日頃使っているとすぐに使い道が浮かぶようになるのでやはり気になる道具は使っておくにこしたことはありません。

 そんな道具の使い方や便利な使える道具も八百万人では次々とリポートできるのです。何しろ東峰村では毎週のように1時間番組を制作する機会があるので情報発信の道具とはいつも向き合います。技術に縁のない方々のための、どこにも書いてない道具の揃え方、使い方の提案も八百万人ならではの魅力です。


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