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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

くまもと未来が「伝えます宣言」の日。

 スペシャルオリンピックスというのを知ってますか?知的障がいのある人たちに日常的なスポーツトレーニングと、その成果の発表の場である競技会を年間を通じて提供し、社会参加を応援する国際的なスポーツ組織で、日本では熊本からはじまりました。そして始めた人が写真右の中村勝子さんです。(左はNPOくまもと未来の副理事長澤啓子さん)

 今日はNPOくまもと未来が制作協力する熊本市のケーブルテレビの番組「使えるTV」のゲストでしたが実はスタジオに中村さんのご自宅をお借りしました。ここは普段はお花の教室ですが中村さんは知的障害の子の新体操の練習場としてこの教室をトレーニングルームとしても設計しました。 そしてここで育てた女の子が世界大会で銀メダルに輝くのです。

 今日はわたしも初めてお会いしてその発想の豊かさと実現力の逞しさを約1時間お聞きして本番の15分を収録しました。面白いです。男性ではなし得ない生活力に溢れる企画力、実戦力、そして未来の子どもたちの育成をしっかりとやっておられます。先日亡くなられた球磨郡の愛情漬けを開発された山北幸さんに通じる子どもの未来のためにが見事に共通しています。

 今は「使えるTV」でまずは発信していますがこのような「人間にとって」、また「生活にとって」大事なことを全国の多くの方にお伝えできる様な新しいメディアが必要になっています。住民ディレクターはその役割を担う人材ですが熊本ではNPOくまもと未来が春からは活発に動きはじめます。今日はその宣言のような番組のスタートでした。


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