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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

自分にないものを求めると不思議な出会いが・・・。

 出会いというのはいろんなケースがあるが、今日久しぶりに東京で会った渡辺君との出会いも珍しいケースだ。彼とは山口大学の同期生で年はひとつこちらが上だ。写真がうまく撮れているのでそんなに大きく見えないが、随分と大柄になった。というのも彼が学生時代は紅顔の美少年といっていいぐらいスラッとしていて、颯爽とバイクに乗る姿は結構格好よかったのだ。今は見違えるほど?!大きい、正確に言うと太った。
 なぜ彼が紅顔の美少年から太った中年になったのか?詳しくはわからないが、学生時代は現代的な邦楽の世界でも鳴らした人だが、今でもその路線で生きている。音楽にはもともとうるさかったが、いつのまにか映像も覚えて仕事にしていた。彼が邦楽(音楽)と映像の世界で生きているのはそれなりに理解できる。しかし、自分はというと、当時写真も撮ったことがなくテレビも持たなかった。だけど今は映像、テレビをやっている。音楽も自分ではやらないものの、優れたアーティストと19年間お付き合いをさせてもらっている。
 渡辺君との縁が珍しいのは、結局お互い映像をやっていたおかげで、数年前のある年、私の企画したITイベントで映像の手伝いをしてもらうことになったことがある。さらに最近わかったことで、私が19年来お付き合いさせてもらっているアーティストの音楽スタッフと山中湖で(彼は山中湖の近くに住んでいる)出会い、意気投合したらしい。このアーティストに関しては何度か渡辺君もコンサートに誘ったがピンと来なかったみたいだった。ところが音楽スタッフとはしっかりつながったのだ。縁があるのか?ないのか?人の縁は不思議なものだ。
 彼は山口出身で今は山口と縁がないらしい。私はというとその頃兵庫からは誰も行かない本州の最西端山口の大学に行き、山口を出てからは随分ご無沙汰していたが、つい最近新たな縁あって、再び山口通いが始まった。私の87歳になる母は山の中で生まれ育ったので、街にあこがれ商売をしたかった。その母から生まれ、そこそこの街で育った私は山口をはじめ別府、熊本と田舎に憧れ、田んぼに入り、山に入った。人は自分にないものにあこがれるという法則があるようだ。
 田舎と都会のねずみの話があるが、現実社会でも田舎の人は都会に流れ、都会の人はのんびりした田舎に向かう。お互い持たない特性に惹かれあうここをうまく結びつけることで、お互いがいい感じになれる関係がいっぱい作れると思う。お見合いがうまく行けばハッピーな協働、連携ができて新しい産業が生まれるきっかけとなるはずだ。何とか実現していこう。
(写真;今夜、私の仕事を手伝ってもらった帰りの渡辺君のワンカット)
 

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