昨夜は遅くまで起きていたので朝はゆったりと8時頃起き出し、風呂に入り、湧水を飲みに厨房に入ると大きな窓から雨の中清掃に勤しんでる方々の姿が目に飛び込んで来ました。
「あっ今日は河川愛護活動の日だった」と思い出し、とるものとりあえず合羽を着込んで竹箒とちり取りをもって事務所を出ました。近所の方に聞くと8時からスタート、今日は雨で川の流れも早いので河川までは降りずに掃除しているとのこと。さっそく事務所周辺の掃除にかかりました。
振り返ればとうほうTVの企画打ち合わせで日曜日は河川愛護活動があるけれど役場の杉野さんや池田さんは村民としては全員参加だし自分たちも掃除するので取材はやめて掃除に専念するという話をしていました。その時は日曜日に村にいたら自分もせなんね(しないといけないね)と考えていました。が、昨日まで熊本に帰っていて午後には村に戻ったものの仕事で未明の3時頃まで起きてたのですっかり忘れていました。
テレビスタジオが「新しい公」になりつつあると以前書きましたがこういう村民の作業にかたらないと(参加しないと)なんぼいいことを言っても聞いてもらえません。正確にいうとわたしはまだ村民になっていませんので逃げを打つことはできますが対等に村の活性化を推進する気持ちでいますので村民の義務を全うしていかないといけません。
これまでも全国各地で他所から来た人達が住民となりながらも共同作業に参加しないケースが多いこともよく知っていました。だいたい芸術家、大学教授、IT系コンサル、知識産業全般に関わる人達です。住民ディレクター活動はよそものでも当事者として考え実戦するのが身上です。
と、いうわけで合羽で地面しか目に入らぬ状態で清掃に専念していたら隣の住民が直会(なおらい:打ち上げ)に誘ってくれました。スタートが遅れたので少し長めに掃除して参加、有り難いことに大歓迎してくれました。で、そのまま2次会には行きつけの坂本屋食堂に。今日は昼前から延々5時間の飲み会となりました。この間話し込んだ集落の方々のまた素晴らしい話が山盛りありましたがそれはまたにします。
@写真は宝珠山中原地区、掃除の後の直会