岸本晃の住民プロデューサーNEWS

ぽっぽや、健さん、稔侍さん、岩間さんのこと。

高倉健さんの話に興味をそそられるのは鉄道員(ぽっぽや)の映画にもあります。浅田次郎さんの原作を映画化したものでしたが映画のシナリオを書かれたのは故岩間芳樹さんでした。

 恐らく岩間さんの生前の直近の作品では一番大きな仕事だったのではないかと思います。健さんの親友役が小林稔侍さんで稔侍さんとも奇縁でつながりがあります。11PMのプロデュースをしたときのことですがこれはまた・・いつか。岩間さんとは縁あってテレビドラマの制作にご協力いただきました。熊本の民放時代に「クマソ復権」をテーマにドラマ制作で地域活性化をはかろうと企画したときです。

 すでに住民が積極的に参画して番組制作することで地域活性化をはかる企画を模索していたわたしはこの大仕事は半端ではできないと直観し日本テレビの大先輩中島プロデューサーに相談したのでした。この企画はシナリオで決まる、・・と。当時「池中玄太80キロ」のプロデューサーだった中島さんに推薦いただいた二人のうちのお一人が岩間さんでした。静かな方でしたが高潔な人格、若い頃からの高き志し、大きな賞を山ほど受賞されて来たのにまったくそんなそぶりを見せない淡々とした仕事人のイメージがありました。

 その後の話は何度か書いていますがとにかく女子高生を主役に抜擢し町中の住民が1年間ドラマ制作というお祭りを楽しみ交流が深まり忌憚なく議論し合うまさに活性化が起こっていきました。ライターではなく岩間さんこそ地域活性化のツボをわかっておられる方でした。岩間さんは健さんと森繁さんから気に入られていたようで映画、テレビの大御所から信頼されている岩間さんには何かにつけて可愛がってもらいました。

 次々と新しい企画を発想し果敢に!?ぶつかっていくわたしを面白がっておられるようでした。さて、随分久しぶりに健さんとのご縁をいただきそうなので色々と思い出しています。映画の世界はアナログの代表選手です。わたしには映画のルーツがありますので東峰村でのこれからがとても楽しみです。


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