26日は福岡県東峰村で「衛星放送」の住民Ｄしよう！

福岡県東峰村に来ています。今日は今月26日にここ東峰村で開催される全国過疎問題シンポジウムの分科会の内容の打ち合わせが主だった。テーマは 東峰村ＩＴ劇場～ＩＴはおもちゃ？それとも救世主？ 、コーディネーターは私が任されています。企画、運営は村の住民ディレクターの皆さんです。実はこのシンポジウムはとっても面白くなりそうです。ここで発表される番組は例えば、お隣のナシ農家の魅力的な高齢者夫婦を紹介する女性、地元のタクシー運転手さんしか知らない穴場の観光ルート（勿論運転手さん自らが住民ディレクター）、地元産業の代表格、陶芸家の焼き物の裏の裏までを紹介する秘蔵情報等など。また、参加された皆さんに住民ディレクター体験をしていただくコーナーでは「押せば映る」や「身体がカメラ」を経験してもらった後に、スカパーの衛星放送番組「南の國から」の１５分番組の収録を体験していただきます。実際に3人のカメラマンやタイムキーパー、マイク係もいて、一人づつ自分が伝えたいことを番組紹介しながら語ります。また、東京、富山、京都などと中継でつなぎ、ネット上での生放送の可能性や活用方法を披露します。恐らく、かつて山江村でやってきたいろんなチャレンジにさらに幅広くＩＴの可能性を模索する2時間になるでしょう。行政関係者は勿論、ＮＰＯ、ＩＴ業界、マスコミ、市民メディアのみなさんにも大いに役立つノウハウがあると思います。また自立する住民が主体となって自立する地域を形成していく上で大切な住民のパワーを育てつつじっくりと継続するための大事なポイントもこのシンポで明らかにしていく予定です。2時間のシンポの中に15分の番組制作体験があり、全体を通して、まさに住民ディレクターの総合的な企画力が身についてしまうシンポを目指します。お問い合わせは実行委員会 092-643-3213 へ。
(写真は観光の穴場を紹介するタクシー運転手の梶原さん）