黒仁庵 ポケットにバイクを忍ばせて。

五感で感じる情報を、どうしたら活字に出来るか、考えてみよう。
それが出来ると、五感が研ぎ澄まされるって不思議がわかる。

下原のボロ屋に住んでた大吉さん。

2018年10月15日 | バイク

福岡市の隣町 須恵の森の中にある美術館。

須恵町は弥生式土器で言う「須恵器」が最初に出土した場所で、地名にちなんでの須恵器と呼んでいる。
とても良いところですね♬


ハタチ前後の頃、この人から、バイクのこと、山のこと、ロープの結び方、ナイフの研ぎ方、体の鍛え方、芸術とは何か、全て教わった。
そのどれくらいをえ得したかは、会う都度に自答する……

30年前も大吉さんは「月」の絵を描いていた。
もう 頑なに断固として描いていた。

そして今も描いている。

ウサギが増えた。


久我美術館は、坂本繁二郎を見いだした美術館だ。

大吉さんは古典の期間中、やはりバイクでここに通って来てる

古い美術館にはクラシックなバイクがよく似合う。
大学の10歳上の先輩は、今も描き、今もバイクに乗っている。

なんだか嬉しい。

齢63歳。堀澤大吉、久我美術記念館個展は昨日まででした。