皆と夢見た時代、独りで夢見る未来
想像の中に確かな手応えがあった昔、想うだけでそこに連れて行って貰える様な時代の力ってものがあった。今より豊かになり、今より楽しくなる...
人は未来に対して嘘を付く
広い分野に派遣を認めた派遣法の時……働き方の多様性をというのが論理の立脚点だった。その時の未来だった今になれば貧富どちらかの二者択一しか選択の余地はない。年金はこれで百年大丈夫と為...
生き仏様を止める事にする
これ解脱というのか?気付けば憎しみが消えている。数々のアンチクショー達が心の中で蠢いていた時期が長くあった。憎悪は抱えておくと酷く疲れるものである。だから意識は憎...
沈黙のプロパガンダ
哀しき『間違わない人』が生産される原因は何をおいても『間違いパニック』だと思う。世の中で一番小心者で極端な権威主義者であり安全第一の人……そんな人が教師には多い。彼等は自分の落ち度...
待ち伏せるか?待ち惚けとなるか?
期待して待つ人、働き掛ける人、人には二種類ある。待ち惚けを食らう人と待ち伏せをする人だ……とはある作家がエッセイの中で言ってる事だけど……。何かの望みとか狙い目がある。その為に自分...
お互い様を思い出そ?
最近……かつて俗に言われてた『女・子供の論理』という奴によく出っ食わす。それは責任を取れぬ者、取らぬ者という意味で使われてた。その発言者は何れも主婦である。服を販売する店で、昭和の...
僕達の失敗
高校教師の主題歌『僕達の失敗』を歌った森田童子の事をふっと思い出した……。散々若い時分の『僕達の失敗』を昼間に喋ったからだろうなぁ……。経歴を見るとやはり学生運動の匂いのする女性で...
僕達の失敗の後に……
僕達の失敗の森田童子さんより五、六歳上の年代の小説家に三田誠広や高橋三千綱らがいる。三田誠広の『僕ってなに...
白いカラス
世の中を生きてみなきゃ分からない事って沢山ある。若い時分には目の前の一つのまたその細部を見る余り、何故叱られたか...
マザコンの男達と生きる女達へ
✳ ~ 人混みに隠れて 肩をすぼめて自分を見詰めた時 過ぎ去った夢がくずれ落ちる 長い夜が終わる~...