ご神木プージャとは・・・自分のお願い事を木のお札に書いて神々に叶えて頂く儀式です。多くはご神木を火の中に入れ、火の中から現れるアグニー神に最適な神に届けて頂きます。火の儀式(プージャ)を行う時には、マントラを唱え、マントラの語尾にスワハーを付け加えアグニー神に供物を捧げます。
スワハーは詳しくはスヴァハーでアグニー神の奥様の名前を呼ぶことになります。つまりスヴァハーとはアグニー神の奥様の名前と言う事になります。人間も神も同じなのでしょうか?アグニー神に仕事をして頂く為には、先ずは奥様の機嫌を取る事が大事であります。
そして火を焚く木は香木が最高で、香木にも種類があります。一番効果な香木は有名な沈香(ジンコウ)ですね。二番目が白檀(ビャクダン)でブッダの火葬は白檀で行われました。沈香は葬式の時に、祭壇の前で焚くお香の中の主成分です。
私が使っている香木はエンジェルが好む香木で、シャーマンが儀式の前に魔除けの為に焚く香木を使っています。一回のプージャで大体10kg位焚いていると思います。ですから、ファイヤープージャは悪魔が寄り付けない状態で行いますので、とても神聖な儀式と言う事になり、アグニー神も真剣に使命を果たして頂けるのです。
供物の主成分は、目的によって使い分けるのですが、一般的には虎の皮やトラのオイルや魔除けの薬草等々をブレンドして捧げます。魔除けの薬草を焚くことによって、アグニー神は魔に邪魔されないで仕事がしやすくなるのです。
2月の満月行で行ったご神木プージャのお礼の言葉を2例だけご紹介します。