私がこのアシュラムを始めた頃は、この辺りは、トゲのある木しかない小さなイバラの森のようでした。ある晩、私は村からここに向かって歩いていました。夜中の2時でした。一日中24時間、建設が行われていて、土地がきれいにされ、柱などすべてが造られていました。
私はババの像を抱えて道を歩いていました。その像にはたくさんのシャクティがあります。本当に素晴らしいものです。その小さな像は、ババのサマディで6晩を過ごしたのです。私は何回も何百回も、そのババ像を持って、そのサードアイに触れながら瞑想しました。
ババのサードアイに触れ、シャクティをもらい、自分のシャクティをババに渡して、またシャクティをもらうのです。
昨日の写真に似ていますが、昨日は天気雨(晴れているが雨が降る)の為、ほとんど作業は出来ませんでした。が、何とか屋根だけは早く張りたいので、枠組みだけはどうにか終わらせることが出来ました。今日も朝から小降りです。明日からは、満月行の準備などで忙しくなりますので、多分作業は出来ないと思います。台風のシーズンになって来ましたので、風で吹き飛ばされないようにしておかなければなりませんが、すべてババにお任せです。
なぜ?このような写真をアップしているかと言えば、誰でもやる気になれば出来る事であり、都会に住まないでも生活が出来ることを教えたいからです。特に人間関係でメンタルが病んだ方や登校拒否の子供を育てる方に、勇気を与えたいからです。今、多くの方が人間界で悩み病気になっています。これを治すためにメンタルクリニックに通うのでしょうが、改善する兆候は見られません。
親も子供の病気で疲れ、病院任せになり、子供にしっかりせよと怒るばかりで手の打ちようがありません。その内家庭は破壊されバラバラの生活になります。これが現実ですから、そうなる前に考えるきっかけを与えたいと思っているのです。病気の原因は人間関係から起こっているのが大半ですので、その人間関係を変える以外方法はないと思うのです。たとえ転校しようが変わらないでしょう。一つのトラウマが発生しているから、それを元に戻すのは、本人以外ないのです。が、その本人は、以前の自分に戻る道を忘れてしまっています。だから難しいのです。
それを思い出させるには、自然に任せる事と思うのです。山が好きなら山に住み、海が好きなら海の側に住み、自然と共に暮らすことも考えなければならないと思います。果樹園も漁業も林業も後継者不足でどこに行っても歓迎されるでしょう。親のエゴで子供を犠牲にしてはなりません。私たちも期待に応えるように日々努力していますが、期待が大きい為か、中々満足して頂けることが出来ないのが実情です。エイヤーで治す方法はないと思い、決断も必要ではないかと思うのです。子供を犠牲にして、今の生活を守るのはどうでしょうか?病気は医者に任せておけば良い。本当にそうでしょうか?