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アビガンとサリドマイドと奇形児

2020-05-13 22:39:56 | 時事問題

アビガンとサリドマイドと奇形児(催奇性)

Avigan and Thalidomide and Teratogenicity

永井津記夫(ツイッター:https://twitter.com/eternalitywell)

 

    現在、武漢肺炎(新型コロナ肺炎)の特効薬になりそうなアビガンを厚労省が一般の医師がすぐに使える薬としてなかなか認可せず問題になっています。私はイソミンというサリドマイドを主成分とする睡眠薬がテレビで大々的に宣伝され売り出された当時のことを中学生でしたが記憶しています。ツイッターでアビガンの認可のことをサリドマイドと関連させて発信しましたので、このブログではそれを敷衍するかたちで意見を述べたいと思います。

 

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    厚労省が容易にアビガンを認可しないのは、自分の利権や外国企業等から金をもらっているためではないとしたら、サリドマイド薬害事件で多数の奇形児を出したという失敗があるからだろう。

    サリドマイドは1957年10月に西ドイツで鎮静・睡眠剤として「妊婦や小児が安心して飲める安全無害な薬」として販売された。日本でも翌年の1958年1月に大日本製薬が「イソミン」という商品名を使いテレビで華々しく宣伝し、医療用医薬品のほか大衆薬としても販売した。その宣伝につられて悪阻に苦しみ睡眠にトラブルをかかえた妊婦が服用した結果、多数のサリドマイド奇形児が生まれることになった。当時、妊婦が服用すると奇形児を生み出す可能性が高いということが全く分かっておらず、むしろ、安全な睡眠薬として妊婦にすすめていたのだ(アビガンの一般医師の使用の認可を厚労省が行なわないことを支持する人たちはこの状況を全く知らないものと思われる)

    1961年11月に小児科医で人類遺伝学者の西ドイツのレンツ博士が新しいタイプの奇形の子どもたちとサリドマイドとの因果関係の疑いを小児科学会で発表し警告した。警告の10日後、ヨーロッパでは、薬の製造・販売が中止され、回収が始まったが、日本の厚生省は、レンツ警告に「科学的な根拠がない」として何ら対策をとらず、他の1社にも製造承認を与えて製造の継続を許したが、やがて日本でもすでに各地でサリドマイド禍が起きていることがマスコミなどで報道されるようになり、厚生省は事態を無視できず、1962年9月に販売停止と回収を命じた。

    この時の厚生省の最大の問題点、万死に値すると非難されても仕方のない致命的なミスはヨーロッパでの警告後の即時の販売中止を考慮せず10ヶ月もサリドマイド(イソミン)の販売を続けさせたことだ。この間にも何名かのサリドマイド奇形児が生まれたと思われる。ヨーロッパでも科学水準の高いドイツの企業が開発した薬であり、それをすぐに承認した厚生省に問題がないとは言えないが、ヨーロッパで製造・販売が中止されたのに厚生省は製薬会社との癒着かなにかよく分からないが、ヨーロッパがなぜ即時販売停止に踏み切ったのかという状況を無視して、後々、製薬会社に大損害をもたらし、厚生省の名誉と権威を損なう事態を引き起こした。

    この時の厚生省に浴びせられた非難や、その後のスモンを引き起こしたキノホルムでの薬害など厚生省は何度も非難されて当然の薬害を製薬会社とともに引き起こしてきたことによって、現在の厚労省は薬を認可することに極めて慎重である。慎重であるのは理解できるし、結構であるが、今回の武漢肺炎の治療薬としてアビガンを医師(病院)が自分の判断で使える薬として認可することを拒むのは理解できないし、裏があるのかと勘ぐられても仕方がない。もし、医師がアビガンを妊婦に使用して奇形児が生まれたとしても、それはその医師(病院)の責任であり、厚労省の責任にはならない。

    「アビガン」はサリドマイドの販売時とは環境がまったく異なっている。「催奇性」があることは認識されている。この「催奇性」が武漢ウィルスに作用し、ウィルスが“奇形児”を生み出し、その奇形児は“子供”を生む能力を持たないためウィルスの増殖が止まるのだ。ウィルスの増殖が止まれば患者は自分の治癒力で回復することが可能となる。一方、サリドマイドは、意図的ではないとしても、“妊婦にも安全な薬”と宣伝し売り出したのだ。アビガンは安倍首相みずからが記者会見でアビガンの催奇性を認めている。認可すればあとは医者がどのように使うかだけの問題だ。サリドマイドとアビガンは使用される環境が全く異なることを医療関係者も含めて多数の人が知らないかのように発言している。無知ゆえの発言なら恥ずかしいことであるし、アビガンの使用を妨害するためにしている発言ならそれはだれのためか。

 

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    サリドマイドは使用が禁止されたが、その後、骨髄ガンやハンセン病に有効であるとして現在、再び使用が認められている。サリドマイドには催奇性があるのだから、素人考えであるが、武漢肺炎に使えばアビガンと同様にウィルスの遺伝子に作用してその増殖を止める働きがあるのではないだろうか。

    AF2(トフロン)という食品添加物が1960年代後半から1970年代前半にかけて使われていた。豆腐に添加すると常温で保存しても豆腐が腐らないということで注目を集めた防腐剤であるが、発がん性がある等の理由で1974年に使用が禁止された。AF2は腐敗菌の遺伝子に作用し、“奇形児”を生じさせるため腐敗菌が増殖せず、豆腐に添加すれば常温で保存可能となるのである。現在、研究者の間では生体内で適量使うのであれば毒性(発がん性)はないとされており、これも、素人考えであるが、武漢肺炎の薬として使えるのではないだろうか。     (2020年5月13日記)

薬はすべて毒性を持っており、使い方を間違えば私たちの体に悪影響を及ぼし、最悪の場合は死に至らしめる。もちろん、うまく使えば瀕死の病人を回復させる。 薬は言うまでもなく、あらゆる食材、食物も使い方を間違えば人体に有害である。塩、砂糖、醤油などの調味料にも致死量がある。塩は200グラムほどを一時に取れば(そんなに取れないしそんな実験をすることは不可能だが)死に至るはずである。よくある例では、大学生が酒を一気飲みして急性アルコール中毒で死亡している。 薬も食物も使い方次第で人を回復させたり殺したりするのだ。アビガンの毒性を問題にする人たちは他の薬品や食物の毒性はまったく考慮せず発言しているものと思われる。また、アビガンの販売促進を他の製薬会社の利益のために妨害する目的で、または、嫉妬心から、アビガンに対して攻撃的発言をしている連中もいるように見える。(5月14日追記)

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    以下は5月11日にアビガンなどに関してツイッターで発信した英文です。5月8日から同趣旨の英文を3度発信しました。

eternalwell*永井津記夫 NAGAI Tsugio @eternalitywell

A) Japan's anti-virus drug avigan, which is cheap, is very effective against the Wuhan pneumonia. However, somehow Japan's Health Ministry will not authorize the drug. It can hurt viruses in a gene-level way and stop them proliferating.  Avigan makes viruses produce "deformed

B) children," who cannot produce any more next-generation children. As a result abigan can save people with the Wuhan pneumonia virus infection. As it works in a gene-level way, you must not use avigan for pregnant women.  Effective drugs often have some strong side effects.

C) All the drugs are poisonous if you misuse them. The important thing is how to use those drugs to save people in this crucial period of coronavirus.   As for "Thalidomide," it was used for insomnia, but many of those pregnant women who took it had deformed babies.  So it

D) was banned. However, the drug was later found effective against multiple myeloma, Hansen's disease, etc. and is now allowed to be used in a limited way. It works in a gene-level way.  Then, how about using it against coronavirus?