ユングとスピリチュアル

ユング心理学について。

至高の意味は、来るべきものへの道であり、道であり、橋である。それは、まだ来ていない神である。

2021-04-25 20:50:24 | 心理学

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"しかし、至高の意味は、来るべきものへの道であり、道であり、橋である。それは、まだ来ていない神である。来るべき神そのものではなく、至高の意味の中に現れる神のイメージである。神はイメージであり、神を崇拝する者は、至高の意味のイメージで神を崇拝しなければならない。
最高の意味とは、意味でもなく、不条理でもなく、イメージと力が一体となったものであり、壮大さと力が一体となったものである。
至高の意味は、始まりであり、終わりである。それは渡る橋であり、成就の橋である。
他の神々はその時間性のために死んだが、至高の意味は決して死なず、意味に変わり、そして不条理に変わり、その衝突の火と血の中から至高の意味は新たに若返って立ち上がる。
神のイメージには影がある。最高の意味は現実であり、影を落としている。実在し、肉体を持つもので、影のないものがあるだろうか。
影は無意味なものです。それは力を持たず、それ自体によって存在し続けることはない。しかし、無意味なものは、最高の意味の不可分で不滅の兄弟である。
植物のように、人間もまた、ある者は光の中で、ある者は影の中で成長する。光ではなく影を必要としている人はたくさんいます。
神のイメージは、それ自身と同じくらい偉大な影を投げかける。
至高の意味は大きくもあり小さくもあり、それは星空の天の空間のように広く、生体の細胞のように狭い。"
- カール・グスタフ・ユング『リベル・プリムス-赤い本』P.230
"道は私たちの中にあるが、神でも教えでも法律でもない。私たちの中に道があり、真理があり、命がある。" 🌹
- カール・グスタフ・ユング 
アートワーク|エデン、カルロス・ケベド

 


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