ユングとスピリチュアル

ユング心理学について。

人間にとって決定的な問題は、「自分は無限のものと関係があるのか、ないのか」ということです。Carl Gustav Jung, 

2021-04-28 00:19:28 | 心理学

人間にとって決定的な問題は、「自分は無限のものと関係があるのか、ないのか」ということです。それは人間の人生を左右する問題である。本当に重要なものが無限であることを知っている場合にのみ、私たちは自分の関心を無駄なものに向けたり、実際には重要ではないあらゆる種類の目標に向けたりすることを避けることができます。このようにして、私たちは、才能や美しさといった個人的な所有物としての資質を世界に認めてもらうことを要求するのです。偽りの所有物を強調すればするほど、そして本質的なものに対する感受性が低くなればなるほど、その人の人生は満足のいくものではなくなります。目的が限定されているために限界を感じ、その結果、妬みや嫉妬が生まれるのです。もし私たちがこの人生で、すでに無限とのつながりを持っていることを理解し、感じるならば、願望や態度は変わります。

― Carl Gustav Jung, 

 

The decisive question for man is: Is he related to something infinite or not? That is the telling question of his life. Only if we know that the thing which truly matters is the infinite can we avoid fixing our interests upon futilities, and upon all kinds of goals which are not of real importance. Thus we demand that the world grant us recognition for qualities which we regard as personal possessions: our talent or our beauty. The more a man lays stress on false possessions, and the less sensitivity he has for what is essential, the less satisfying is his life. He feels limited because he has limited aims, and the result is envy and jealousy. If we understand and feel that here in this life we already have a link with the infinite, desires and attitudes change.

― Carl Gustav Jung, 

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