より転載
2019年04月19日
ーーー転載開始ーーー
強烈な防虫剤成分がアレルギー性結膜炎を引き起こす
■パラジクロロベンゼンなど防虫剤は危険な物質ばかり
毎年、“衣替え”の季節がやってきます。
毎年、“衣替え”の季節がやってきます。
衣服の「防虫剤」には、パラジクロロベンゼンという、かなり強烈な薬剤が普通のように使われています。
例えば、スチロールコップにパラジクロロベンゼン入りの防虫剤を入れて1か月すると、コップは変形して潰れてしまうのです。
それほど強い、化学物質なのです。
この他にも、神経に異常を起こすエンペドリンやご存じの発ガン物質を含むナフタリン、それに化学物質過敏症を引き起こす樟脳(しょうのう)などです。
この他にも、神経に異常を起こすエンペドリンやご存じの発ガン物質を含むナフタリン、それに化学物質過敏症を引き起こす樟脳(しょうのう)などです。
ある小学生の例では、タンスの全てに防虫剤を入れ替えたばかりの部屋にいて、目はチカチカ・のどが痛くなるなど咳と熱がひどくなり、真っ赤な顔をして倒れてしまいました。
防虫剤が揮発して、室内の濃度が危険なほど高まったと思われます。
防虫剤が揮発して、室内の濃度が危険なほど高まったと思われます。
それほど作用が強いものを衣服に染み込ませ、私達が吸い込んでいては健康でいられる訳がありません。
米国の環境保護庁は、パラジクロロベンゼンの発ガン性を認めており、ドイツでは狭い空間のトイレで芳香剤(トイレボールなど)としての使用を禁止しているほど危険な物質です。
米国の環境保護庁は、パラジクロロベンゼンの発ガン性を認めており、ドイツでは狭い空間のトイレで芳香剤(トイレボールなど)としての使用を禁止しているほど危険な物質です。
しかし日本では、許可されているのです。
「防虫剤」に限らずこの種の製品に対して、最近のTV/CMは化学物質を誤魔化すために香りをふんだんに付けて、タレントに“ウ~ン良い香り…”と嗅がせています。
とんでもない話です。
■安全なはずの部屋で花粉症を助長させる
北里大学と横浜国立大学の動物実験では、パラジクロロベンゼンが3.2ppb(1ppbは10億分の1)程度の濃度でも、スギ花粉症の症状であるアレルギー性結膜炎を起こします。32ppbの時が、最も花粉症の症状をひどくさせるそうです。
■安全なはずの部屋で花粉症を助長させる
北里大学と横浜国立大学の動物実験では、パラジクロロベンゼンが3.2ppb(1ppbは10億分の1)程度の濃度でも、スギ花粉症の症状であるアレルギー性結膜炎を起こします。32ppbの時が、最も花粉症の症状をひどくさせるそうです。
例えば押し入れに防虫剤を入れ戸を10cm開けておくと、部屋の中は12~138ppbの濃度にも達します。
つまり防虫剤を使うと、部屋の中は花粉症を最も悪化させる汚染濃度になってしまうのです。
つまり防虫剤を使うと、部屋の中は花粉症を最も悪化させる汚染濃度になってしまうのです。
また衣服にかぶせる防虫カバーや、10年間は虫が付かない防虫ダンスも木材に薬剤を染み込ませてあるので危険です。
■■危険への対策■■
花粉症の人は、家庭の部屋の中の化学物質を1つ1つ排除していくしかありません。
■■危険への対策■■
花粉症の人は、家庭の部屋の中の化学物質を1つ1つ排除していくしかありません。
部屋の中には、花粉症と同じ症状を引き起こす物質が充満していることを認識することです。
花粉症でない人も、部屋の換気に注意しましょう。
花粉症でない人も、部屋の換気に注意しましょう。
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