内海聡FBより転載
2021.08.05
ーーー転載開始ーーー
糖はコレステロールに影響を与え粥状動脈硬化を作り出ります。
この糖化は活性酸素を生み出し過酸化を誘導します。
糖化が進むと体内ではAGE(糖化最終生成物)が生成され、それが粥状動脈硬化を助長します。
糖分は脳を動かすための必須成分ではないか?と思う人がいるでしょう。
それは一面的には間違っていないのですが、それを単純に補充すれば体は甘えてろくな状態にはならなくなります。
だから糖化の弊害は動脈硬化に限った事ではありません。
砂糖は細胞を崩壊させやすくなり、ウイルスや細菌にも感染しやすくなり、アトピーなどアレルギーにもなりやすくなり、いわゆるメタボの主原因となり、癌にもなりやすくなり、精神的にも人を狂わせます。
精神的に人を狂わせる機序を反応性低血糖などで説明しようというのが分子栄養学に代表される考え方です。
特に白砂糖はミネラルが皆無であり、代謝の過程で体内のミネラル、特にカルシウムやビタミンBなどを使ってしまいます。
また怖いのは白砂糖だけではなく、三温糖、黒砂糖、てんさい糖なども同じです。
砂糖という観点に立てばはちみつも同じだが、真に有効なはちみつは多量のビタミンミネラルを含むので、相殺されるという考え方も成り立ちます。
しかし量をとればそれも害になるでしょう。
甘いという言葉がありますが、確かにこれは砂糖だけのものではありません。
だが甘いものを食べればやはり体も心もアマクなるのです。
もしあなたが健康でいたいというのなら出来るだけ直接的な糖分は避けたほうがいいでしょう。
甘いものを避けるのはお金がかかりません。
そもそも野菜にはほのかな甘みがあって、それが人類がずっと感じてきた甘味なのです。
ーーー転載終了ーーー