健康宅配便より転載
2013-08-26
ーーー転載開始ーーー
最近では、ゴミの分別の習慣が根付き、
ペットボトルの容器も、ラベル、キャップ、
容器と分けて捨ててらっしゃる方も多いと
思います。
また、キャップを集めて恵まれない子供たちに・・・
といった慈善活動もあります。

ところで、ペットボトルの本体とキャップの原価は
だいたいどのくらいかご存じでしょうか?
ボトル部分は、1本約数円単位ですが、
キャップ部分は、十数円と10倍以上違っている
んですね!
どうして、こんなに原価がちがうんでしょう?・・・
実は、キャップ部分は民間が開発したため
特許料が含まれていますが、ボトル部分は、
公的機関で開発されたため、ほとんど無償で
払い下げられたため、安いわけです。
つまり、公的資金でボトルは作られたのです。
さて、この公的機関ってなんでしょう?
そう、軍隊なんです!
そして、このペットボトル容器は、もともと
プラスチック爆弾用に
開発された用器だったんです!
それまで液体化学物質を入れても、
ビンだと割れてしまい、誤爆する恐れが
ありましたが、このペットボトルだと割れる
心配もなく、局地型殺傷兵器として
ペットボトルが開発されたのです。
そして、キャップ部分がなかっため、
この軍用品のペットボトル技術が
民間に下った時に、キャップ部分の
構造が開発され、特許がとられて、
原価が大きく違ってきたわけです。
(ちなみに、この特許をとったのは、
米デュポン社の科学者N・ワイエス氏で
1967年のことでした)
というわけで、世界に普及している文明の
利器の多くは、携帯電話やGPSなども
有名ですが、軍用技術であったということを
知っていれば、違う見方もできるのではない
でしょうか・・・。
ーーー転載終了ーーー