内海聡FBより転載
2022.09.21
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ダイオキシンは有名な毒素ですが、普遍的に我々は吸収していると同時に、非常に大金持ちたちがやってきたことと結びついていることがわかる物質です。
1963年ジョンソン大統領の科学諮問委員会が枯葉剤の人体に及ぼす慢性影響について憂慮を示したことにはじまり、アメリカの国立癌研究所では、ねずみを使った毒性試験を行い異常出産や奇形児発生について示しました。
日本では1958年に発生した数百万羽のブロイラーの死因は、餌の脂肪中に含まれたダイオキシン(PCBの微量不純物)と判明した歴史もありますし、何よりもベトナム戦争で除草剤として使われ多大な被害をもたらした物質でもあります。
ベトナムでは245−T枯葉剤という名前で使われ、これを作った会社がラウンドアップや遺伝子組み換え食品で稼いでいる「モンサント」社です。
この影響ベトナム戦争時にモンサントの枯葉剤によって40万人が死亡し、50万人の奇形児や障害児が生まれ、200万人にさまざまな後遺症を残したとされています。
そんな怖いダイオキシンですが日本では日常的な毒素です。
ダイオキシン自体は一種類ではなく比較的毒性が低いものと毒性が高いものがあり、区別が必要なのですが、安全論者はこの区別ができていないのがほとんどのようです。
有名なのは廃棄物の焼却炉などで不十分な燃焼により発生するとされますが、これは排煙となって土や川を汚染することになります。
盲点がプラスチック容器、要するにペットボトルなどです。
プラスティック容器を使うと、ビスフェノールAやフタル酸エステルや塩化ビニルなどの影響を受けることがあり得ますが、これらは一部ダイオキシンとなってペットボトル内に溶出します。
本来は温度が低いとそうはなりませんが、50度近い炎天下の中に放置するとダイオキシンが発生するとされています。
アメリカのマーコラ医師もダイオキシンの溶出について指摘しています。
<おかんと医者の社会科見学より引用>
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