内海 聡Facebookより転載
砂糖は数ある食品の中でも最強に近い毒であり、もともと人間の体は砂糖を直接取るようには出来ていないことを理解する必要があります。
糖は糖化を促進し活性酸素を生み出し過酸化を誘導、さらに糖化が進むと体内ではAGE(糖化最終生成物)が生成され弊害が生じてきます。
ほかにも糖分は様々な病気をもたらしま すがその甘さゆえに多くの人を病気にさせてきました。
16世紀当時の砂糖というものは金と同等の価値を持つ非常に貴重な品物でしたが、それだけ依存性があったということなのでしょう。
西洋の貴族は砂糖好きであったがゆえに一様に虫歯だらけであったことが伝えられています。
また子供が精神的におかしくなることの一つに、砂糖や甘いものを与えていることが挙げられます。
白砂糖はミネラルが皆無であり、代謝の過程で体内のミネラル、特にカルシウムやビタミンなどを使ってしまいますが、
厳密に述べればすべての糖は使用すべきではありません。
三温糖、黒砂糖、てんさい糖、なども同じなのです。
これを説明するときに用いられる言葉が直接糖という言葉と間接糖という言葉です。
直接糖はグルコースや砂糖や果糖などに代表される、まさに直接的に糖とし て働き血糖を挙げる糖ですが、これは健康の上では非常に危険な物質です。
人体が必要とする栄養素でありながらとても危険なのです。
それに比して間接糖とは分解を何回も繰り返して糖分となり、体にゆっくりと吸収される糖分のことです。
たとえば白米は直接糖に近く玄米はより間接糖に近いのです。
人類は何十万年も前から間接糖しか摂取しておらず、砂糖などというものは歴史上存在しなかったのです。
だから健康でいたいのであれば間接糖しか摂取してはならず、病気に なりたければ直接糖を摂取すればいいのです。
最近、更に問題視されているのが「異性化糖」もしくは「異性化液糖」になります。
異性化糖とは科学的に無理やり作り出したブドウ糖や果糖ということですが、商品の中にはHFCS(high-fructose corn syrup、高フルクトース・コーン・シロップ)として入っているのがほとんどです。
また、異性化糖にはもう一つ別の問題があり、それはほとんどが遺伝子組み換えのトウモロコシを原料として製造されているということです。
このようなビジネス形態が出来上がっているのにはすべて深い構造上の理由があります。
アメリカでは2009年より全米の公立小中学校で、自動販売機での糖分入りのソーダの販売を禁止しています。
子供の肥満増加を懸念する健康団体や各州の保険当局の要求に応じたからですが、脂質よりも糖分のほうがよほど危険であることを示しています。
コーラやサイダーなどの清涼飲料水、スポーツドリンク、アイスクリーム、お菓子などを食べさせているなど、子供が病気になるのを望み、子供の知能が低下するのを望み、一時の麻薬に酔いしれているのと何も変わりはありません。
まさに毒親なのです。
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