内海聡FBより転載
2022.06.30
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焼肉食べ放題のお店で出される牛肉など、まずアメリカからの輸入牛肉が多い。
しかしその割には柔らかいとかおいしいと思ったことはないだろうか?
霜降りの度合いが多いほど高級と思っている私たち日本人は本来アメリカ牛の赤身系は好きではないだろうが、その割に日本人好みで柔らかい肉になるには当然ながら理由がある。
「食品のカラクリ」(p27~) 別冊宝島編集部編から要約して抜粋しよう。
タンパク質分解酵素を含んだ薬を赤身の牛肉にふりかければ、やわらかく舌触りの良い肉に変身する。
植物起源蛋白分解酵素製剤と呼ばれるプロテアーゼを主成分としたものを使うのだ。
しかも商品パンフレットには、使用しても食品添加物ではないから、表示の必要はないと丁寧に書かれている。
もう一つの方法としては、赤身の牛肉の中に和牛の脂肪を注入し、牛乳で固めるという荒業もある。
食品加工技術の進歩と言えば聞こえは良いが、要は、いかに安い原料の付加価値を高め、値を上げて儲けるかための技術にしか過ぎない。
焼き肉屋さんで人気のあるメニューの一つにタンがあるが、実は牛の扁桃は、EU医薬品審査庁の出している「BSE感染の部位別危険度」によると、「脳、脊髄、目」の高度感染グループに次ぐグループに入っている。
BSEは肉骨粉を使用するほどに頻度が増すともいわれているが、この肉骨粉を使用している代表格がアメリカ牛なのである。
<医者いらずの食べ方より抜粋>
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