内海聡FBより転載
2021.11.19
ーーー転載開始ーーー
クスリを飲む野生動物はいない。
だから人間は野生動物には勝てない。
生命力でも生存力でも病気でも。
ということを私はよく口にする。
しかしこれは間違っているとは今でも思っていないし、事実として彼ら野生動物は今の人間よりよほど賢いと言える。
本来人間は野生動物より賢いのかもしれない。
本当の意味での知恵と有益な文明だけを生かせば、人間は間違いなく野生動物より賢く繁栄することができるだろう。
しかし実際は破壊的な肥大だけを続け地球を汚染し続ける、この地球にとって最大のがん細胞に人間は堕している。
今、人類は野生動物や古典的民族(たとえばイヌイットやインディアンやアイヌやその他多くの民族たち)の生活や食生活をヒントとすべきであり、さらにいえばその後人類が文明を作ってきた良い意味での知恵を、それとミックスして人類の真の繁栄を目指す必要がある。
なぜならそうしなければ本当に人類は一部の大金持ちに支配され、死に絶えかねないからだ。
まず昔の病気、野生動物がかかる病気といえばなんであろうか?
感染症
骨折
他の獣に襲われる
死産
食糧難による栄養失調
老衰
などが主体となるだろう。
ここでは老衰が病気であるかどうかは横に置いておく。
これ以外に少数ではがんや心臓病なども存在するが、真の野生動物(たとえばサバンナや密林などの野生動物)は、非常にがんや心臓病が少ないことが知られている。同様に古典的民族もがんや心臓病が少なかったことが知られている。
さらにいえばこの野生動物がかかりやすい病気は、そのまま古典的民族がかかりやすい病気にも通じている。
彼らは別に不死だったわけではなく、我々と死ぬ理由が異なっていたという点が重要であり、古典的民族が生き延びた場合、非常に長寿の人が多く、痴呆なども少なかったということが重要なのである。
<医者いらずの食べ方より抜粋>
ーーー転載終了ーーー