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コロナ避難か石垣島に観光客殺到の愚かな行為「南の島は安全」の根拠のなさ

2023年10月16日 05時22分50秒 | 真実追求
2020年04月06日


ーーー転載開始ーーー

2020.4.14追記/石垣市(八重山)地元住民2人が、新型コロナウイルスに感染していることが判明した。

新型コロナウイルスによって、閑古鳥が鳴く全国の観光地
しかし2~3月は沖縄・石垣島へ観光客が殺到した
汚染が広がった地域や外国を避けた結果、石垣島は大混乱

理由は、「南の島は安全」という根拠のないインターネット情報の拡散
「コロナ避難」感覚の若者や家族連れが多く、6~7割が大学生という

2月の観光客は8.4万人  クルーズ船客は減ったものの
この時期なのに、旅客機客は昨年の7.8万人から8万人に増えた
3月も同様だったそうだ  驚くべき人数が押し掛けた

2月、3月でもあれほど国内各地で自粛が叫ばれ、
三密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避けろと言われていたのに、
これだけの観光客が行くとは、極めて愚かな人間がいるということだ

 ◇

美しい海や空が広がり、三密には至らないと考えたんだろう
あるいは温度が高いことから、ウイルスも力を失うと思ったか
開放感から、マスクを付けない行動が多数だったと言う

彼らが愚かなことは、石垣島に行くまでにどんなルートを介したか眼中にない
当然、旅客機や船舶を利用しており、客室は三密の極み
また羽田や拠点空港へ行くには、電車・バスなどの公共機関が多数
石垣島に行くまでに感染、あるいは帰途で移る可能性が大

 ◇

確かに石垣島を含む八重山諸島には感染者は出ていない
しかし例えば、東京の若者が罹ったことを知らずに、
島内を徘徊しウイルスをまき散らす

一旦蔓延すれば、あっという間に島全体に広がり、島は滅び・壊滅状態に
“都会の置き土産”は要らないというより厳禁

さらなる問題は、感染者病床は石垣市に3床しかない
またPCR検査が受けられる施設がない
ひとたび感染者が出れば、たちまち医療崩壊に至る

若者は自宅でじっとしていられないことは分かるが
今後、体験したことがないような重大事態に陥る恐れがある
高齢者やこの場合は島民の方を殺すことになる

 ◇

4月に入り、石垣島は落ち着きを取り戻したようだが
一部ながらも若者のこんな軽薄な思考では
これからも、5月連休や7・8月のお盆と夏休み時期に
石垣島に限らず、南の離島などに押し掛けるかもしれない

石垣島を例にしたが、軽井沢や全国のひなびた農村にも大勢押し寄せているという
都会の若者や若い家族は、本当の意味の地方を分かっていない
長閑(のどか)で風光明媚のような、表面的なことしか知らないのだろう

この際、都会とは異なり、地方は医療施設や人員の不足、医療体制が脆弱なことを知るべし
普段、島民など地元民への対応だけでも精一杯なのに、
傍若無人な都会の若者や家族連れが、地方の医療を荒らしてはならない



ーーー転載終了ーーー

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