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脂質

2023年04月18日 04時58分36秒 | マスコミが言わない健康情報
内海聡FBより転載
2022.09.06


ーーー転載開始ーーー

脂質はたんぱく質、糖質と並ぶ三大栄養とのひとつである。

脂質には大きく分けて飽和脂肪酸(動物性の脂中心)と不飽和脂肪酸(植物性の脂中心)があり、不飽和脂肪酸には一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸がある。

多価不飽和脂肪酸にはオメガ3系(リノレン酸)、オメガ6系(リノール酸)に分けられ、一価不飽和脂肪酸はオメガ9系(オレイン酸)などが代表的である。
不足するとエネルギー不足なだけでなく、細胞膜が弱ったりホルモンが産生されなかったり、ビタミンの生成も不足しがちになる。
プロスタグランジンなどの生理活性物質も、もとをただせば脂質が中心だ。

栄養学的にいえば脂質はオメガ3系を多くとるよう勧められている。
それはオメガ6系は炎症を促進し、オメガ3系は炎症を抑制するように働きかけることが理由である。

違う言い方をすれば現代病の多くがオメガ6を一因としており、そのため不足しがちなオメガ3接種が勧められているわけだ。
しかしどうしても現代の食ではオメガ6系をとってしまうように誘導されている。

ただオメガ6も生体の維持や生体防御反応には必要なので、オメガ3だけをとっていればいいわけではなく、比率が重視されている。
オメガ3とオメガ6の比はせめて1:4にせよといわれているが、現代は1:20や1:30になっている。

イヌイットが長寿でいる要因の一つとして、アザラシなどに含まれる動物性「オメガ3」(本来は魚由来)が挙げられるが、現在の動物性食材ではオメガ3は手に入りにくいという欠点がある。

現代的に言えば植物性のもので代用されており、日本ではたとえばアマニ油やエゴマ油やシソ油などが使われることが多い。
ただしアマニ油やエゴマ油やシソ油は高温調理には向かないという欠点がある。
現実的な使い方としてはサラダオイルなどとして使うことが多い。

そして加熱、もしくは人工的な水素添加をされた脂肪酸こそがトランス脂肪酸である。
悪名高きこのトランス脂肪は、人体を悪くしていく。
このトランス脂肪は日本ではいまだ規制対象ではなく、どのお店でもチェーン店でも普通に使われている。

さくっと揚がったコンビニなどの商品ほどに注意しなければならない。
チェーン店やジャンクフードの揚げ物ほどに注意しなければならない。
なぜならトランス脂肪酸を料理に使う一番の理由は安上がりであるからだ。

<医者いらずの食べ方より抜粋>


ーーー転載終了ーーー

 

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