食品のカラクリと暮らしの裏側より転載
2014年03月31日
ーーー転載開始ーーー
日本人の性格を見抜き中くらいのコースで儲ける悪賢い商売人
■飲食店に限らず結婚式・葬式もコース分けの儲かりビジネス
あなたは初めて入った店や仲間と行った店で、松・竹・梅のコースがあったなら何コースを頼みますか?
■飲食店に限らず結婚式・葬式もコース分けの儲かりビジネス
あなたは初めて入った店や仲間と行った店で、松・竹・梅のコースがあったなら何コースを頼みますか?
若い方は割り切りができても、大方の人は周囲を憚り、ついついワンランク上の竹コースを注文してしまうのではないでしょうか?
和食・レストランに限らず、おめでたい結婚式から葬式まで、必ずコース別の料金が設定されています。
本当なら、迷いなく「梅(並)コース」を頼むべきです。
本当なら、迷いなく「梅(並)コース」を頼むべきです。
懐に余裕があれば松コースでもいいですけれど、間違っても竹コースはやめておきましょう。
日本人は見栄っ張りだったり中庸を好むので、必ず中間あるいは下のランクからやや上を選択する“習慣”が身に付いてしまっているのです。
そこをまんまと見抜いて商売をしているのが、飲食店や各業者です。
このカラクリに騙されてはいけません。
■竹コースは日本人の弱みに付け込んだ儲けコース
竹コースの料理は梅コースそのものをベースにしており、そこに原価が安く見栄えがするネタ(皿や小鉢)をちょこっと増やした程度で、2~3割高い価格設定にしているのです。
■竹コースは日本人の弱みに付け込んだ儲けコース
竹コースの料理は梅コースそのものをベースにしており、そこに原価が安く見栄えがするネタ(皿や小鉢)をちょこっと増やした程度で、2~3割高い価格設定にしているのです。
竹コースは、ただただ店を儲けさせる仕掛けなので、安易に乗ってはいけません(特上・上・並も同じ理屈)。
松コースは高級ネタを使っていても、経験上、どこの店もあまりバラエティがなく印象がありません。
松コースは高級ネタを使っていても、経験上、どこの店もあまりバラエティがなく印象がありません。
店側も仕入れ値が高く、数が捌けず、またいつ注文が入るか読めないのであまり歓迎していないのです。
そのことから、ネタの新鮮さにも問題があります。
ネタの新鮮さでいうなら、当然、梅・竹です。
ネタの新鮮さでいうなら、当然、梅・竹です。
全てを考え本当の通(つう)なら、ケチと思われても絶対お得な梅コースです。
なお飲食店だけでなく、前述のようにあらゆる業態においてもこの法則は共通です。
しかし分かっていても、冠婚葬祭はケチりにくいのが実情ですが。
ーーー転載終了ーーー