健康宅配便より転載
2013-08-24
ーーー転載開始ーーー
1977年、「プラスチック製ほ乳びん」から、
赤ちゃんに危険な環境ホルモンが溶け出す
ことが発覚し、社会問題になったことを
記憶にある方もいらっしゃると思います。
プラスチックの「ポリカーボネート」の原料
「ビスフェノールA」が熱湯に触れると成分が
溶けだすことがわかったのです。
このスフェノールAを、胎児や乳幼児が摂取すると、
脳神経の発達が撹乱される恐れがあることから
当時問題となりました。
それから20年後の1997年、米国で行われた
「ガンと環境問題に関する国際会議」で、
90年代に入ってから、子供のガンが急増している
と報告されたのです。
睾丸ガン患者 60%、骨ガン50%、脳ガン30%、
白血病が10.7%と、14歳以下の子供の癌罹患率
が急増したのです。
その原因として上げられたのが、環境要因で
中でも、ほ乳びん・幼児用食器・調理器具などに
含まれるビスフェノールAが疑われました。
日本国内でも「ポリカーボネート製品」の追放が
急速に進み、大半の食器やほ乳びんメーカーも、
安全なプラスチックの「ポリプロピレン」製のものや
耐熱ガラス製に切り替えられてきました。
ところが・・・
ビスフェノールAを含まない環境ホルモン対策用を謳い、
「ポリプロピレン製」を売りながら、中国製の“ポリカーボ
ネート製”が出回っているのです。
特に、インターネット通販で売られている場合が多い
ので乳幼児のいらっしゃる方や妊婦さんも、気を付けて
ほ乳びんを選んでくださいね。
ーーー転載終了ーーー