名古屋健康禁煙クラブ

禁煙席でグルメする。名古屋健康禁煙クラブからのお知らせ

企業の喫煙対策の重要性を考える

2015年02月18日 | 名古屋健康禁煙クラブ
企業の喫煙対策の重要性を考える
法務コラム より

企業の喫煙対策の重要性を考える

事案の概要

2015年1月5日、株式会社リコーは、健康増進と受動喫煙防止目的として、
社内での喫煙及び就業時間内の喫煙を全面的に禁止とした。注目すべき点は、
社内のみならず、休憩時間を除く標準勤務時間での、外出先、出張先、
移動中を含めたあらゆる場所での喫煙を対象としていることである。
外出先での禁煙は受動喫煙の問題を伴わないことから、
同社の禁煙対策は喫煙対策を一歩進めたものとして注目されている。
喫煙対策は企業の義務
判例によると、職場における受動喫煙対策を講じなかったことが、
非喫煙の従業員に対する安全配慮義務違反(労働契約法5条)と
された事案が存在する。また企業は健康増進法25条や
労働安全衛生法22条、23条、71条の2により、施設管理者
および事業者として、受動喫煙防止義務を負う。
企業が受動喫煙防止の義務を果たしていない場合、従業員から
損害賠償を請求される可能性がある。受動喫煙損害賠償に関する
東京地裁平16.7.12判決では、
訴額約30万円の請求について、5万円の慰謝料が認められた。

喫煙がもたらす副流煙による他者への影響を考えると、
喫煙は一定の制約を免れないものである。さらに、喫煙習慣が
労働効率の低下の一因となっているとも言われている
(関連サイト「喫煙と労働効率について」参照)。
このような事情を踏まえると、社外においても禁煙を徹底することが
合理的といえるだろう。今回のリコーの喫煙対策は
センセーショナルに捉えられたが、今後同様の企業は
増加するものと思われる。
また、全面禁煙の徹底を考えれば、採用段階で「喫煙しない」ことを
採用の条件とする企業も今後増加するだろう。
安全配慮義務違反というだけではなく、企業の生産性の向上、
企業のブランドイメージの保護、喫煙者本人の健康促進
といった側面から、喫煙対策は
今後徹底されていくことになると思われる。
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愛知県柔道整復師会の県民公開講座

2015年02月18日 | 名古屋健康禁煙クラブ
愛知県柔道整復師会の県民公開講座の記事
2015年2月16日 中日新聞 安福晋一郎記者のニュースより

「喫煙で老化、がんに」 柔道整復師会が県民講座
県柔道整復師会の県民公開講座(中日新聞社など後援)が十五日、
名古屋市中村区名駅四のウインクあいちで開かれた。
つるた小児科(同市緑区)の鶴田光敏院長=写真=が
老化を防ぐ方法をテーマに講演した。

 接骨院や骨接ぎ業の会員と市民ら三百人が参加。鶴田院長は
大学病院で勤務していたころの体調不良をきっかけに、体内の
活性酸素が動脈硬化などを引き起こす原因になることを勉強したと紹介。
「たばこを吸うとがんになりやすいのは活性酸素をつくり、
老化を促すから」と説明した。
 老化を抑える抗酸化力のある成分としてタンパク質やアミノ酸を挙げ、
「バランスのよい食事をするよう心掛けてほしい」と助言した。
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「たばこ事業法」等の喫煙関連法について

2015年02月18日 | 名古屋健康禁煙クラブ
日本禁煙学会 第13回禁煙治療セミナーのお知らせ
http://nosmoke.xsrv.jp/seminar/

「たばこ事業法」等の喫煙関連法について など


•日時:2015年3月1日(日)  14:00〜17:00
•会場:大阪国際会議場 1004号室
• 座長:藤原久義、 山本蒔子
•担当委員:倉本剛史、谷口千枝
•日本禁煙学会10単位、禁煙サポーター指定講習会

1.ミニレクチャー〜「たばこ事業法」等の喫煙関連法について〜
岡本総合法律事務所 弁護士 岡本 光樹 先生
2. タバコと呼吸器 〜病態と疾患〜
東北大学大学院 医学系研究科産業医学分野 教授 黒澤 一 先生
3. タバコと循環器 〜病態と疾患〜
岐阜県総合医療センター内科部長 飯田真美 先生

参加費 有料
https://ssl.form-mailer.jp/fms/94464fd1312828
申し込み締切 2015 年 2月 22 日(日)
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