グリコのホームページより
母子健康協会 > ふたば > No.74/2010 >
特集 「子どもたちをタバコから守るために」
http://www.glico.co.jp/boshi/futaba/no74/con01_01.htm
特集 「子どもたちをタバコから守るために」
静岡市保健所長 加治正行先生
タバコは子どもたちの体と心を蝕む大きな要因となっています。
タバコの害が明らかになった現在では、喫煙する人は
年々減っていますが、年齢別にみると、妊娠・子育て世代にあたる
若い男女の喫煙率が他の世代に比べて高いのが特徴です。
厚生労働省の平成21年度調査によると、わが国の
成人の喫煙率は男性38.9%、女性11.9%ですが、
20歳代では男性40.3%、女性15.9%、
30歳代では男性46.9%、女性16.8%と
高い数字になっています。
そのため、わが国では多くの子どもたちが
家庭でタバコの煙を浴びる(受動喫煙)生活を
余儀なくされています。また、妊婦さんの
喫煙・受動喫煙によって、多くの胎児が
タバコの煙に含まれる有害物質にさらされています。
タバコは誰にとっても有害ですが、大人に比べて
胎児や子どもが受ける健康被害は、より深刻です。
また、親が喫煙していると、その子どもも将来喫煙する率が
高くなることが知られています。
喫煙の害は、親から子へ、子から孫へと連鎖
するのです。この連鎖を断ち切って、子どもたちを
タバコの害から守ることは、
大人の大きな責任です。
母子健康協会 > ふたば > No.74/2010 >
特集 「子どもたちをタバコから守るために」
http://www.glico.co.jp/boshi/futaba/no74/con01_01.htm
特集 「子どもたちをタバコから守るために」
静岡市保健所長 加治正行先生
タバコは子どもたちの体と心を蝕む大きな要因となっています。
タバコの害が明らかになった現在では、喫煙する人は
年々減っていますが、年齢別にみると、妊娠・子育て世代にあたる
若い男女の喫煙率が他の世代に比べて高いのが特徴です。
厚生労働省の平成21年度調査によると、わが国の
成人の喫煙率は男性38.9%、女性11.9%ですが、
20歳代では男性40.3%、女性15.9%、
30歳代では男性46.9%、女性16.8%と
高い数字になっています。
そのため、わが国では多くの子どもたちが
家庭でタバコの煙を浴びる(受動喫煙)生活を
余儀なくされています。また、妊婦さんの
喫煙・受動喫煙によって、多くの胎児が
タバコの煙に含まれる有害物質にさらされています。
タバコは誰にとっても有害ですが、大人に比べて
胎児や子どもが受ける健康被害は、より深刻です。
また、親が喫煙していると、その子どもも将来喫煙する率が
高くなることが知られています。
喫煙の害は、親から子へ、子から孫へと連鎖
するのです。この連鎖を断ち切って、子どもたちを
タバコの害から守ることは、
大人の大きな責任です。