🎥 酔拳2
1994年製作
酔拳II/Drunken Master II
上映日:1994年12月10日
製作国:香港
上映時間:101分
ジャンル:アクション
配給:東宝東和
≪解説 あらすじ≫
1994年に製作された、ジャッキー・チェン主演の香港映画。チェンが1978年に主演して世界中でヒットとなった『ドランクモンキー 酔拳』の続編。ただし「2」を名乗っているものの、設定や登場人物については前作を継承しておらず、酔八仙(拳)と父親と「歴代の先祖達が眠っている土地が鍵」といった設定以外は前作と脈絡が繋がっていない単独の作品となっている。監督のラウ・カーリョンが撮影途中で降板したため、ほとんどのシーンはチェン監督で撮影された。降板理由について当時のインタビュー記事によると「ラウが撮影したアクションは相当に古風で、現在のチェン作品としてはあまりに古臭く、ラッシュを見たチェンとスタントチームが、このままでは興行に影響が出ると判断してラウの解雇やむなしとの結論に至り、その後、ラウが撮影したアクションのうち半分弱をチェン自身が監督して撮り直すことになった」とある。なおチェンは自伝において「意見の相違があったが現在も友情は変わらない」と述懐している。本作で継母のリンが非常に強いのは、同時期に制作されたジェット・リーの『格闘飛龍 方世玉』の影響が大きいと言われている。チェンは、泡を吹くラストシーンの撮影のために使用した薬品の影響で、翌日喉をやられてしまった。
列強進出が著しい清朝末期の広東。酔八仙(酔拳)を会得したものの、酒の勢いで暴走してしまうフェイフォン(ジャッキー・チェン)は、父ケイイン(ティ・ロン)から酔拳の使用を禁じられていた。ある日、フェイフォンは医師である父と使用人のツォウと3人で、生薬を購入するために満州へ来ていた。列車で帰路につく途中、朝鮮人参は課税対象品だったため、フェイフォンは長春駅で、朝鮮人参を同乗するイギリス領事のカバンへ隠して、申告を逃れる。列車が立ち寄った休憩所で、朝鮮人参を取り戻すために、領事の乗る車両へ忍び込んだフェイフォンは、領事のカバンから箱を盗むフク・マンケイ(ラウ・カーリョン)と出会う。フェイフォンは、隠した朝鮮人参を懐に、箱を盗んだマンケイを追い、一戦交えながらも打ち解ける。フェイフォンは列車で広東へ、マンケイはその場に残ったが、二人は箱を取り違えており、マンケイは朝鮮人参を、フェイフォンは玉璽を手にしていた。人参をなくしたフェイフォンは、ごまかすために鉢の根で取り繕い、患者へ渡してしまう。一方、玉璽を盗まれたイギリス領事側は、フェイフォンが犯人だと断定し、付け狙う。ある日、領事の刺客に襲われ、酔拳を使って返り討ちにするが、酔拳の使用を禁じた父から折檻され、加えて偽の朝鮮人参を煎じて飲んだ患者が、床に伏せているとの報を受け、勘当される。その夜、やけ酒で泥酔したフェイフォンは、領事の刺客に逆襲され、裸で晒し者にされる。勘当を言い渡した父も、フェイフォンを連れ帰り、治療する。父の「酔拳を禁じたのは、大量の酒のせいで、感覚が麻痺し、力を過信するようになり危険だ」という想いを聞いたフェイフォンは、泣きながら禁酒を誓う。そんな中、玉璽を追ってきたマンケイと再会したフェイフォンは「諸外国が国宝を持ち出すのを阻止している」と彼の事情を知り、交流を深めるが、そこに玉璽を狙った手斧隊が襲撃。マンケイは射殺され、玉璽を奪われてしまう。玉璽を取り戻すため、領事館へ忍び込んだフェイフォンと友人のツァンだが、すぐに捕らえられ、壮絶なリンチを受ける。釈放の条件は、ウォン家が代々守ってきた土地を無償で差し出すことだった。父は土地を領事へ差し出し、二人は釈放される。ある日フェイフォンは、友人が働く製鉄所が突然閉鎖され、更にそこは領事館が運営していたことを知り、事情を探るように頼む。友人が積荷を調べると、中からは国宝が隠されていたため、フェイフォンに報告する。フェイフォンは国宝を取り戻すため、製鉄所へ乗り込む。イギリスに与するジョンの技に苦戦するフェイフォンだが、うっかり製鉄所の工業用アルコールを飲み込んでしまい、圧倒的なパワーを手に入れ、ジョンを倒す。
以降は、本編からカットされている…しかしその代償は大きく、フェイフォンは視力を失い、脳も損傷を受け、狂人になってしまった。

★★★☆☆
●私としては、Ⅰの方が好きですけどね。ちょっと、やはりあの工業用アルコールは、いけないですね。ですから
本来のエンディングは、フェイフォンは狂人になってしまっている。とはいえ、ジャッキーのアクションには
驚かされるね。あの炎の中を転げまわる(?)シーンには驚きですね。いつもジャッキーにはホント驚かされる。
1994年製作
酔拳II/Drunken Master II
上映日:1994年12月10日
製作国:香港
上映時間:101分
ジャンル:アクション
配給:東宝東和
≪解説 あらすじ≫
1994年に製作された、ジャッキー・チェン主演の香港映画。チェンが1978年に主演して世界中でヒットとなった『ドランクモンキー 酔拳』の続編。ただし「2」を名乗っているものの、設定や登場人物については前作を継承しておらず、酔八仙(拳)と父親と「歴代の先祖達が眠っている土地が鍵」といった設定以外は前作と脈絡が繋がっていない単独の作品となっている。監督のラウ・カーリョンが撮影途中で降板したため、ほとんどのシーンはチェン監督で撮影された。降板理由について当時のインタビュー記事によると「ラウが撮影したアクションは相当に古風で、現在のチェン作品としてはあまりに古臭く、ラッシュを見たチェンとスタントチームが、このままでは興行に影響が出ると判断してラウの解雇やむなしとの結論に至り、その後、ラウが撮影したアクションのうち半分弱をチェン自身が監督して撮り直すことになった」とある。なおチェンは自伝において「意見の相違があったが現在も友情は変わらない」と述懐している。本作で継母のリンが非常に強いのは、同時期に制作されたジェット・リーの『格闘飛龍 方世玉』の影響が大きいと言われている。チェンは、泡を吹くラストシーンの撮影のために使用した薬品の影響で、翌日喉をやられてしまった。
列強進出が著しい清朝末期の広東。酔八仙(酔拳)を会得したものの、酒の勢いで暴走してしまうフェイフォン(ジャッキー・チェン)は、父ケイイン(ティ・ロン)から酔拳の使用を禁じられていた。ある日、フェイフォンは医師である父と使用人のツォウと3人で、生薬を購入するために満州へ来ていた。列車で帰路につく途中、朝鮮人参は課税対象品だったため、フェイフォンは長春駅で、朝鮮人参を同乗するイギリス領事のカバンへ隠して、申告を逃れる。列車が立ち寄った休憩所で、朝鮮人参を取り戻すために、領事の乗る車両へ忍び込んだフェイフォンは、領事のカバンから箱を盗むフク・マンケイ(ラウ・カーリョン)と出会う。フェイフォンは、隠した朝鮮人参を懐に、箱を盗んだマンケイを追い、一戦交えながらも打ち解ける。フェイフォンは列車で広東へ、マンケイはその場に残ったが、二人は箱を取り違えており、マンケイは朝鮮人参を、フェイフォンは玉璽を手にしていた。人参をなくしたフェイフォンは、ごまかすために鉢の根で取り繕い、患者へ渡してしまう。一方、玉璽を盗まれたイギリス領事側は、フェイフォンが犯人だと断定し、付け狙う。ある日、領事の刺客に襲われ、酔拳を使って返り討ちにするが、酔拳の使用を禁じた父から折檻され、加えて偽の朝鮮人参を煎じて飲んだ患者が、床に伏せているとの報を受け、勘当される。その夜、やけ酒で泥酔したフェイフォンは、領事の刺客に逆襲され、裸で晒し者にされる。勘当を言い渡した父も、フェイフォンを連れ帰り、治療する。父の「酔拳を禁じたのは、大量の酒のせいで、感覚が麻痺し、力を過信するようになり危険だ」という想いを聞いたフェイフォンは、泣きながら禁酒を誓う。そんな中、玉璽を追ってきたマンケイと再会したフェイフォンは「諸外国が国宝を持ち出すのを阻止している」と彼の事情を知り、交流を深めるが、そこに玉璽を狙った手斧隊が襲撃。マンケイは射殺され、玉璽を奪われてしまう。玉璽を取り戻すため、領事館へ忍び込んだフェイフォンと友人のツァンだが、すぐに捕らえられ、壮絶なリンチを受ける。釈放の条件は、ウォン家が代々守ってきた土地を無償で差し出すことだった。父は土地を領事へ差し出し、二人は釈放される。ある日フェイフォンは、友人が働く製鉄所が突然閉鎖され、更にそこは領事館が運営していたことを知り、事情を探るように頼む。友人が積荷を調べると、中からは国宝が隠されていたため、フェイフォンに報告する。フェイフォンは国宝を取り戻すため、製鉄所へ乗り込む。イギリスに与するジョンの技に苦戦するフェイフォンだが、うっかり製鉄所の工業用アルコールを飲み込んでしまい、圧倒的なパワーを手に入れ、ジョンを倒す。
以降は、本編からカットされている…しかしその代償は大きく、フェイフォンは視力を失い、脳も損傷を受け、狂人になってしまった。

★★★☆☆
●私としては、Ⅰの方が好きですけどね。ちょっと、やはりあの工業用アルコールは、いけないですね。ですから
本来のエンディングは、フェイフォンは狂人になってしまっている。とはいえ、ジャッキーのアクションには
驚かされるね。あの炎の中を転げまわる(?)シーンには驚きですね。いつもジャッキーにはホント驚かされる。