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🎥 ベン・ハー Ben-Hur

2024-08-11 17:40:32 | 観物/聴物
🎥 ベン・ハー
1959年製作
Ben-Hur
上映日:1960年04月01日
製作国:アメリカ
上映時間:212分
ジャンル:アクション
配給:ワーナー・ブラザース映画
≪解説 あらすじ≫
 ルー・ウォーレスによる小説『ベン・ハー』の3度目の映画化作品である。ウィリアム・ワイラー監督。チャールトン・ヘストン主演。同年アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞をはじめ11部門のオスカーを受賞。この記録は史上最多記録でその後長く続き、『タイタニック』(1997年)、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003年)がようやく同じ11部門受賞で並んだが、現在もアカデミー賞の史上最多受賞作品の一つである。アメリカのルー・ウォーレスが1880年に発表した小説『ベン・ハー』を原作に、1907年に15分のサイレント映画で製作され、1925年に同じサイレント映画で2度目の映画化。これはラモン・ノヴァロがベン・ハーを演じ、大ヒットとなった。そしてこの2度目の映画にスタッフとして参加したウィリアム・ワイラーが34年後に監督として70ミリで撮影し3度目の映画化をしたのがこの作品である。帝政ローマの時代に、国を失った民族であるユダヤに生まれた青年:ベン・ハーが苛酷な運命に巻き込まれ、ある時は復讐に燃え、ある時は絶望に陥りながらも、神が為す業により再生される迄の軌跡と、その遍歴において姿を顕して道を照す救世主:イエス・キリストを絡めて描く。原作の副題に「キリストの物語」とあるように、キリストの生誕、受難、復活が「ベン・ハー」の物語の大きな背景となっている。この映画はタイトルが出る前にキリストの生誕で始まり、キリストの処刑とともに復活で「ベン・ハー」の物語が終わり、宗教色が色濃く出ている。
 紀元1世紀。ローマ帝国支配下のエルサレムで、名門の子息ベン・ハー(チャールトン・ヘストン)は旧友のローマ司令官メッサラと再会する。ところが、出世欲の強いメッサラの裏切りによって一家は捕えられ、奴隷の身となったベン・ハーは軍艦で苦役を強いられることに。ローマ海軍の総司令官アリウス(ジャック・ホーキンス)は、マケドニアとの戦いの前に、船倉で強い眼差しを放つ奴隷に目を止めた。それは並の男であれば1年も持たずに落命すると言われながら3年間に渡り信仰と復讐の念によりガレー船の苦役を耐えたベン・ハーだった。海戦においてアリウスの旗艦は敵艦から衝角による突撃を受けて沈没しアリウスは海に投げ出される。ベン・ハーは沈みつつある艦から救える限りの奴隷を解放すると海に飛び込んでアリウスも救出し、さらに敗北を恥じて自害を試みるアリウスを止める。やがてローマの艦隊に救出されたアリウスは、沈んだのは自分の乗艦だけで海戦には大勝利していたことを知る。アリウスの支援により、戦車の御者として第二の人生を得たベン・ハーは、ローマ皇帝ティベリウスの恩恵により自由の身となり、アリウスの養子となる。アラブの富豪であるイルデリム(ヒュー・グリフィス)からはメッサラの様子を聞かされた。馬の調教を見たベン・ハーは、それぞれの馬の性格と走りの特性を瞬時に見抜き配列の変更をイルデリムに助言し、すぐに期待された通りの成果が出たことに感激したイルデリムは、ベン・ハーに御者を依頼したのだった。ベン・ハーは、エルサレムへ戻る。荒れ果てた我が家には家宰のサイモニデス(サム・ジャッフェ)と娘のエスター(ハイヤ・ハラリート)が隠れていた。死病に冒されたミリアムとティルザは、牢屋から出され、死の谷に追いやられる。巨大な戦車競技場で対決の日を迎え、神への許しを求めつつ復讐に燃えるベン・ハーは、メッサラとの闘いに臨む。ベン・ハーの戦車を自らの戦車で破壊し、さらにはムチで戦車から叩き落とそうとするメッサラの攻撃に耐えるベン・ハー。ベン・ハーへの攻撃に執心するあまりに戦車を接近させすぎたメッサラは、自らの戦車の車軸をベン・ハーの戦車の車輪で折られてしまい、落車したところを後続の戦車に轢き潰されて瀕死の重傷を負う。死を目前にしてなおもベン・ハーへの憎悪に滾るメッサラから、戦いは未だ終わっていないと告げられ、母と妹が生きていること、彼女たちが死病の者たちが隠れ住む死の谷にいると知らされる。苦しむベン・ハーは、エスターとともにすがる思いで母と妹を連れてイエスに会うために街に繰り出す。ところが、イエスが裁判にかけられて磔にされることを知る。やがて郊外のゴルゴタの丘でイエスは磔の刑に処せられた。その直後に俄かに天から雷雨と大風が舞い、イエスの流した血が大地を流れていった。イエスの最期を見届けたベン・ハーの心から復讐の炎は消えていた。邸宅に戻った彼をエスターは微笑みながら迎えた。ふと上を見上げると母と妹が元の健康な姿に戻っていた。あの雷雨の中で郊外の洞穴に退避した2人は、急な激痛の後に病が癒えていたのだった。ベン・ハーは母と妹を抱きしめながら喜びを分かち合い、神の奇跡を知る。

★★★★☆
●面白いですよね。波乱万丈、ハラハラドキドキ。この先どうなるんだろう、感がすごい。大体あらすじは
知ってるんですけどね。しかし、ガレー船での苦役でも復讐心のみが彼を支えていた。そこでつかんだ幸運
によって、無実の罪は晴らされることになる。総司令官を助けたことで彼の養子となり、自由の身となるの
だった。そしてエルサレムに戻った彼だったが、母と妹はそこにはいなかった。牢に閉じ込められ、死病に
取りつかれ、牢から追い出されて死の谷へ。昔召使だったエスターが陰ながら援助していたが、いよいよ妹
が重症になってしまう。イエスにあって清めようとするが、すでにイエスはとらわれて、ゴルゴタの丘へ。
処刑と同時に嵐がやってきて、イエスの血は大地へ流れ込んでゆく。打ち沈んで家に戻るとそこには、病の
癒えた母と妹が待っていた。

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