法務省では27日、高齢化や担い手不足を背景に、持続可能な保護司制度の確立を目指す有識者会議が開かれた。
現役保護司から「家族の不安が高まっている」と報告され、安全確保や家族へのアンケート実施を求める意見も出たと云う。
太田達也教授(慶応大)は、
「毎年新規の保護観察対象者が2万人以上いる。千人程の保護観察官が全ての対象者の面接や指導に当たることは不可能で、
地域の情報や人材ネットワークを持つ . . . 本文を読む
《多岐にわたる犯罪》
社会の変遷と共に保護観察の事件内容も変わってくる。
戦後は食料不足からくる餓えやひもじさで万引きや窃盗等が多かったと思う。
今は特殊詐欺の受け子の担当数が増えている。
また、スマホによる盗撮や衣類窃盗の非接触型や痴漢など接触型の性犯罪も増加している。
覚せい剤使用の事件担当や発達障害があるが故に犯罪行為になった事件担当など多岐にわたる。
《保護司の高度な専門知識の研修 . . . 本文を読む
大津市の保護司Sさんが保護観察対象者のE容疑者に6/8殺害された。
同じ保護司として他人事とは云えない重大事件であり、Sさんに深く哀悼の誠を奉げたい。
事件の真相は何も解明されていないが、SさんはE容疑者の保護観察対象者だった。
《保護司とは》
保護司は法務大臣が委嘱した更生保護のボランティアで、犯罪や非行をした人の立ち直りと犯罪予防に取り組んでいる。
身分は無給の非常勤の国家公務 . . . 本文を読む
小学校時代の通学路は、中学になるとそのまま更に先まで延長された。
ただ、一つだけ大きく変わったことがある。
それは、自転車通学になったことだ。
当時、自転車は高価な品物だった。
私は父から中古の自転車をあてがわれた。
それは、父が懇意にしている自転車屋から格安で購入したものらしく、細身のタイヤで見た目に華奢な自転車だった。
モダンな自転車なのだが、未舗装の田舎道を走るにはふさわしくなかった。
私 . . . 本文を読む
ユウスゲの花が咲いた。
レモンイエローの鮮やかな色合いがとても良い。
良く似た花にニッコウキスゲがある。
株を通販の園芸会社から買ったが全然咲いてくれない。
以前、ニッコウキスゲは日光の高原で咲くから「日光キスゲ」と思っていたが違うようだ。
霧降高原にニッコウキスゲの大群生があると云うから、大きく違えているとも思えない気もするが…。
高い山の草原で「昼間咲く」のが「ニッコウキスゲ」 . . . 本文を読む
今回は子ども時代の「通学路」にまつわる話を紹介する。
集団登校として組織されていたわけではないが、集落の子どもたちは自ずと友達どうしが連れ添って登校していた。
年長者は誰に言われるともなく、近所の下級生の面倒を見ていたように思う。
しかし、わんぱく盛りの私たちは、ある時、集団とは離れて独自のルートで登校を試みたことがある。
通常の道を通らないだけではなく、車はおろか自転車すら通れないような道な . . . 本文を読む
金曜日の夕方、イスラエル大使館前(と言っても、警察がブロックしているので地下鉄麹町駅の交差点だが)で開かれた抗議行動に参加した。
言うまでもなく、依然として続いているパレスチナガザ地区での虐殺に抗議するためのものだ。
参加した人々は、それぞれにプラカードや、アピールボード、パレスチナの旗を掲げたり、伝統的なスカーフ(シュマーフ・カフィーヤ)を身に着けてパレスチナへの連帯の意思を表している。
. . . 本文を読む
《全国に900の系列店を持つ大手薬局が投稿した謝罪文とは》
東京新聞Web版によると都内在住の40代男性は5月30日、薬をもらおうと都内の薬局を訪れた。
処方箋と現行の保険証を出すと、薬局職員から「マイナ保険証のみの受付になります。マイナンバーカードはお持ちですか?」と告げられ、
現行の保険証は突き返されたと云う。
男性は「マイナ保険証が無いと薬が貰えない」と受け止めた。
マイナカードは持 . . . 本文を読む
《ファストフード店レベル以下のあきれるトークリスト台本》
東京新聞6/2にマイナ保険証促す「台本」の記事が掲載されていた。
千葉県船橋市の薬局で女性が薬をもらうため健康保険証を出した。
・窓口の職員「マイナ保険証を出してください」
・女性「ないです」
・窓口の職員「次回からマイナ保険証を持ってきてください」と言って厚労省作成のチラシを渡した。
・女性「作る気もないのに」とイラッとした。
窓口 . . . 本文を読む
5月11日、午後2時から群馬県教育会館ホールで、太平洋戦争下、強制連行され過酷な労働環境等で亡くなった朝鮮人を悼む追悼集会が開催されました。
20回目となる追悼集会ですが、県立公園「群馬の森」に設置されていた追悼碑について10年前の2014年7月に群馬県が「追悼碑更新許可申請」を不許可としたため、以来追悼碑前での追悼集会が開催できず、屋内での集会となっていました。
きっかけは、ヘイ . . . 本文を読む
夏の到来を告げるホタルブクロ、立ち上がった花茎から釣り鐘形の花を数輪下向きに咲かせる。
こぼれ種や地下茎で増えるそうだが、今年の花は例年よりも見栄えが良い。
花色は改良品種もあり白から赤紫や青紫などあり、咲いているのは白っぽいものと赤紫の色だ。
この花にホタルを入れて遊んだのが、ホタルブクロの名の由来として広く言われている。
野草辞典で調べると、古くは提灯のことを「火垂袋=ほた . . . 本文を読む
先月のニュースに「イギリスのスナク首相が、近く議会下院を解散し7月4日に総選挙を行うと発表した」とあった。
このニュースを聞いて「あれ?」と思った。
それは、イギリスでは首相が勝手に議会を解散できないことになっていたのではないか?と思ったからだ。
イギリスがEU離脱でドタバタしていた2019年、当時のボリス・ジョンソン首相が「ブレグジット(欧州連合離脱)」をめぐって、議会と対立していたので . . . 本文を読む
《マイナ保険証の利用率が進まず焦りの河野デジ大臣》
河野デジ大臣が自民党所属議員に「マイナ保険証で受け付け出来ない医療機関があったら報告して欲しい」とする文書を送付していたことを4/19日毎日新聞が報道した。
河野は「マイナ保険証が利用できず、紙の保険証を持ってきて欲しいと言われ、マイナ保険証が利用出来なかった」の問い合わせが確認されていると述べた。
そして「医療機関はカードリーダーを . . . 本文を読む
福島、沖縄で精神科医師をしている蟻塚さんは、診療所を訪れる方々の声に耳を傾ける。
看護師としてサポートを続けるサポートチームのみなさんもご自宅を訪問し当事者のつぶやきに耳を傾ける。
その姿とは対照的に、福島の復興をアピールする政府。
津波によりお連れ合いを亡くした方、原発事故により生活が困窮し単身で働きに行っている間に息子さんが自死してしまい、自分を責め続けている方、沖縄戦で母親の . . . 本文を読む
時々、自宅近くの区立図書館に足を運ぶことがある。
購読していない新聞記事で気になったものなどを調べたり、コピーをとったりするのだ。
図書館のすぐ隣は区立の中学校だ。
おととしの5月に図書館に立ち寄った時、隣の中学校に「アンネのバラ公開中」という看板が出ていた。
「アンネのバラ」ってなんだ?と思って校内に入り、花壇に咲いているバラとともに、資料を見学した。
すると、今から40年ほど前に当時の中学 . . . 本文を読む