240924 涼しさに誘われ 八王子市を散歩。
曇りベースでむしろ寒かったが 日差しを得られた時間には 爽やかな川風の中 ツマグロキチョウを楽しむ事ができた。
熱中症と闘った灼熱の河原は何処へ…。
5化の発生ピークなのか 比較的多くの個体を見る。
♂
色彩異常?
白いので♀かと思ったほどだ。
♀
6化も出ていた。
少数だが4化も確認しており 4~6化が同日に混飛している事になる。
恥ずかしながら 今まで正確な化性を知らず 5・6化の混飛は尚更で それらの差異を越冬型の変異幅だと理解していた。
ところが晩秋や越冬後の個体は 多くを見る事ができないと言い訳をしつつも 過去画像を見るに 上記6化同様の赤い個体(地色や条紋に赤味が出る。)ばかりだ。
従来の図鑑に於いても この種に限らず化性は当てにならないが 特にネット上に横行するコピペ的な記述に至っては言うまでもない。
その点 近隣にて長期観察ができる場所の存在は大きく 並行して採集・飼育ができた事で裏取りを行え 比較的正確な化性などを知り得たのは実に幸いだ。
話はやや飛躍するが 実は上記の裏取り用の母蝶を採集した際に 撮影者からきつめのクレームを受けた事がある。
そもそも法律違反等の悪事を働いている訳でもなく 距離をとって撮影を邪魔している訳でもないが(全体としてその日に被写体となる可能性のある個体が1~2頭減るので 邪魔と言えば邪魔なのかもしれない。) 採る採らないが全ての判断基準らしく 事情を説明するも全否定され やりとりの中で相手の虫レベル?の低さが露呈し 理解してもらうほどのエネルギーの出力は無駄だと察知した。
差はあれど 保護の名の下に採集者を十羽一絡げに批判し かと言って何か保護活動をするでもなく 成虫期のほんの一瞬のみを切り取るだけの輩が多過ぎはしないだろうか?。
虫を知らずして保護も何もあったものではないが 画像の出来や はたまた撮影機材に話の軸を置かれると 実に辟易としてしまう。
概して虫に関する情報量は 圧倒的に採集者の方が大きい事は否めない中で 採集者を排除したいのであれば 少なくとも彼らが大昔から担ってきた良き部分は 代行すべきではなかろうか?。
終齢幼虫
オオスカシバ
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