儚くも流れた涙・・・
娘が描いていた17歳の地図が舞い散った。
福工大城東・・・言わずと知れた福岡の強豪校。引退・現役選手も含めると10名以上プロ野球に輩出している。
ちなみに柔道のヤワラちゃんこと『谷亮子』選手も同校OGだし、あの『なかやまきんに君』も同校OBです。
試合は三潴高校が鮮やかなタイムリーで1点先制。
その1点を先発左腕が必死に守り抜く・・・・何度も何度も訪れるピンチを得意の継投策で最少失点で切り抜け
押し寄せる福工大城東打線を・・・
とびっきりの笑顔で防いでいった。
攻撃陣も負けていなかった・・・・
雨の中、必死で応援してくれるみんなにそれ以上の必死さで応えてくれ・・・
あの福工大城東ナインを2度、3度とマウンドに集めさせ追い詰めて行った。
最終回・・・・
たった1点差・・・・
でも・・・
その1点はとてつもなくデカい1点だった。
痛烈に弾き返したセンターへのライナー・・・・
その打球がグラブに収まった瞬間、彼等と娘の夏が終わった。
最後まで最高の笑顔でチームを引っ張ったキャプテン・・・・ホントによく頑張った。
それだけ涙を流せるってことはそれだけ頑張って来たからこそ。
君たちは思い切り・・・人も目はばからず『泣く権利』を持てるチームです。
一生懸命やって勝つことは素晴らしいこと・・・でも一生懸命やって負けることはもっとステキな事かも知れない。
過去は変えられます。
この1年の頑張りが今日と言う過去を、この悔しさをどんな色にも変えられます。
先輩達に教えてもらった『立ち向かう勇気』をこれからの・・・そしてサイゴの1年をサイコーの1年にしよう!
でも・・・相手ベンチのこのツーショットは圧巻・・・ってか、マジこわい。。。。
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