道は閉ざされたのか? 否!・・・である。
第132回 秋季九州大会、久商は準々決勝 ベスト8で敗退した。
確かに『春の選抜大会』出場のチャンスは潰えただろう。だがそれがどうしたと言うんだ。
2回"も"ある甲子園出場のチャンスがたった1つ終わっただけの話しではないか!
後輩たちよ!キミ達はホントによく戦った。全力で闘い頑張ってくれた。
敗戦後、キミ達が流した涙に本気を感じた。
全力で頑張ったら後悔しない・・・・そんなのはウソだ。
本気で取り組み、本気の目標を持ち、本気で努力したからこそ本気の後悔をする。
「もっと出来なかったのか? 100%の努力をしたのか? あの日の練習で少し手を抜いてしまった悔しさや・・・」
思いっきり後悔すればいい。思いっきり悔し涙を流せばいい。それはキミ達が頑張ってきた証しだ。
堂々と胸を張って久留米に帰って来い!
キミ達は、中途半端で適当な練習しかしてないチームが「目標は甲子園です!」なんて、とりあえず言うような偽者のチームではない。
「目標は甲子園です!」そう正々堂々と言える本物のチームであり、その権利を有するチームに成長した。
『春・甲』の道は閉ざされてしまったが、まだデッカイ夏への迂回路が残されている。
この悔しささえ忘れなければ・・・目標さえ見失わなければ・・・一冬越えて心身ともに大きくなれる。
視界は澄み渡ってる!夏への迂回路 はハッキリ見えている!
その視界を曇らせるんじゃねぇ~ぞ!
監督が甲子園で躍動した夏、この感動を監督だけに味合わせるの勿体ない。
キミ達も味わいに行け!