昨日の夜の出来事は書かない。いや、正確に言うと書きたくない。
報告を楽しみにされていたフェイスブックの友達もいらっしゃるだろうが『書かない・書きたくない』この言葉で私の心中を察して欲しい。
武士の情け(もちろん武士ではないが)、一寸の虫にも五分の魂、そして・・・これ以上は『アンタッチャブル』・・・命あっての物種である。
では話題を変えてかる~く別府研修の話題でも・・・。
爽やかな青空のもと、助手席にて爆睡。途中途中で目を覚ましパチリと!
NHK大河ドラマ『風のハルカ』の舞台でもお馴染みの湯布院・由布岳。
研修後、別府駅に降り立つ。
こんな物憂げが風景が好きだったりする
たまたま訪れた土地で出会う“夏祭り”に日本の夏を感じ
と・・・・これを見た瞬間、18の冬に記憶がさかのぼった!
もうすでに時効は成立してるだろう。今ならトンでもないことだろうが、高校卒業を間近に向かえたある冬の週末、誰が言い出したか知らないが(たぶん飯田君だろう)卒業旅行と称し1泊2日の小旅行に。
商業高校らしく男子の数を遥かに凌駕する女子の人数、恐らく150人以上の団体だった記憶がある。
勿論、夜は大宴会。酒の飲み方なんぞ皆知る由もなく、一人、また一人と男女問わず酔い潰れていく。
『くんずほぐれつ』、阿鼻叫喚の地獄絵図(男子にとっては天国か?)の『女子口説き合戦』が繰り広げられていた。
しかし、こんな私にもカワイイ彼女がいた訳で・・・ すでに東京へと旅立つ事が決まっていた私。まさに大分の“ご当地ソング”伊勢 正三氏の『なごり雪』の世界である。
「なんで?なんで私を置いて東京なんていっちゃうの? 私より夢の方が大事なの? 私いつまであなたを待てばいいの? いや・・・あなたが迎えに来てくれるまでず~~っと待ってるから!」・・・私にも野球ばっかりじゃない、そんな甘酸っぱい青春もあったのである。
まぁ、その彼女にも東京行ってわずか1ヵ月で「ほかに好きな人できたからゴメ~ン!」と、あっさり振られたワケなんだが。
そんな彼女もご他聞に漏れず酔いつぶれたりして・・・・こうなりゃ『遠くの親戚より近くの他人』 ではないが『寝ている彼女より起きてる女人』、『向こう三軒両隣り』となるのは至極当然な流れなワケで・・・
へべれけ状態になり、皆で騒いだ冬の砂浜。
撮影したのは7月28日、あの時とは真逆の気候ではあるがフラッシュバックする記憶。
もちろんこんな爽やかな状態ではなかった
※この写真は彼女達に撮影許可を得ている「ねぇねぇ、おっちゃんに一枚写真撮らせて!」私の爽やかな笑顔の奥に覗くキラリと輝く白い歯で頼めば、女子高生もコロリなのである。(よく通報されなかったなぁ~と胸をなでおろす)
この砂浜で惨劇は起きた。
彼女が泥酔してる間にほかのバンビに襲い掛かる肉食獣。
必死の抵抗を見せるバンビに本氣の『ぐぅパンチ』を喰らい、あえなく撃墜。・・・・と同時に次のリスザルをロックオン・・・・すぐさま肘鉄が肉食獣のミゾオチにHit・・・粉砕される。
「ぬわぁぁぁ~、あそこにも・・・・・おわぁぁぁーーーココにも!」・・・・結局、わずか15分の間に5人の女子からぶん殴られると言う最速記録を作った。「わっはっはっーーー!お前そりゃ~100メートル走に換算すれば『巨人の松本 匡』より速かバイ!がっはっはーー」
それからの数年間、同期会で逢うたびに「お~スピードスターや!いつ東京から帰ってきたと? えーーもう明日帰ると? わっはっはーー!相変わらずスピードスターやね!」・・・・・辛い日々だった。
それから思いっきり時は流れ・・・・関アジと関サバってステキすぎッ! 絶品だ!
城下かれいなんてぷりっぷりである。肝も皮もムカつくぐらい美味い。
「味にも値段にも度肝を抜かれた」....そんな別府の夜だった。