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友人たちは何でそんなに色々と知っているのか?

2017-07-23 20:13:25 | 日記

 もう、何十年も前になるけど、「生まれ変わりってなかなかすぐにはしないらしいね。」と言うと、j子さんが「そんなことないよ。モンローだってもう生まれ変わってるよ。確か、どっかアフリカの方らしい。」とすかさず教えてくれた。彼女はまた、ペット愛好家にとっては聞き逃せないことも知っていた。ペットを亡くした人に

「犬や猫が死んだらナイチンゲールさんに頼んだらいいよ。ペットはみんな死んだらナイチンゲールのところに行くの。今、彼女はその係をしてるのよ。」と慰めていた。

 また、k代さんという人は犬や猫の飼い主への無私の愛情についてこう言っていた。

 「動物が示す飼い主への愛情は、もしそれぐらいの愛情を人間が持とうとしたら、それこそ何千回、何万回生まれ変わらなければそこまで到達できない、深い愛情なのよ。」

 また、k子さんと言う人も深いことを言う人だった。御嶽山に踏破できない私に「山が人を選ぶのだ」と教えて呉れた人だが、他にも味わい話がある。

 y子さんが長年飼っていて愛猫が死んだが、それから以降見慣れない猫がマンションの塀から彼女の方を窺っていることが増えた。それは買ってない現象だった。y子さんは、それをはぐれ猫だろうか、野良猫だろうかと心配していたそうだ。しかし、k子さんが言うには「違うよ。死んだ猫がy子さんのことを心配してその猫にお母さんの(y子さんのこと)様子を見て来てって頼んでるのよ。つまりその猫は死んだ猫のメッセンジャーなのよ。」

 三人とも味わい深い人たちだった。残念なことにk子さんは10年程まえに亡くなったけれど。いつでも辛いことがあったら電話してよと言いながら、自分自身が辛い時は、だれにもなにも求めず亡くなってしまった。私たちは、つい今でも彼女がそこにいるような気分で会話をしてしまう。

 人生には血がつながらなくても、相手がそれほど自分のことを思ってくれていなくても一方的にでも愛すべき人たちがいる。魅力ある人達はそんなものなのだろう。

 そして、私は自分ながら勝手にある死後のルールを想定した。

 よく動物は生まれ変わっても人間には生まれ変わらないと言うけれど、それは少し違うような気がする。ひとたび人間に飼われ、種の違いを忘れるくらいに同化することがあると、少しずつ意識が高まり進化してやがて人間に生まれ変わることがあるのではないか?それこそ、一度や二度の生まれ変わりぐらいではすまないかもしれないけれど。

 j子さんに関してもまだまだエピソードがある。それは、またの機会に。


旅館よりホテル派の理由

2017-07-21 15:32:36 | 日記

 よく旅館がいいかホテルがいいか?という話題になると私は断然ホテルを選ぶ。夫がベッドライナーの上に座ったりするのが困るだけで。

それもちゃんと説明したけれど、うっかりその上に座ってしまいそう。 そのベッドライナーのない部屋もあったからそんなところは大歓迎。

 ツアーだったけど、夕食にレストランに行くまえに布団を敷きに来てくださった。しかし、多くの旅館では枕カバーと敷布団はシーツを交換するけれど、掛布団のシーツカバーはそのまま交換しないのですよ。唯、襟元にカバー―をつけるホテルもあったけれど。考えて見ると昨夜以前の客がどちらを足元にしていたかわからない。

 昔、北海道に旅行して体調を崩したことがあった。そのため行程をかえたため何処も満員で泊れるところがなかった。しかし、なんとかキャンセルが出た旭川の安いビジネスホテルに泊まれた。ところが、そのホテルに感動した。

部屋は和室で布団を敷いたら歩くスペースはないほど狭い。しかし、上下ともに清潔なシーツが挟み込んであった。それまで旅館や民宿ペンションに泊まっていたから、こんな安いビジネスホテルで一番清潔感のある所に出会えたというのがとても驚きだった。旅先で病んだ体に最高の癒しだ。夕食はとても食べられなかったのでメロンを食べた。夕張メロンではなかったみたいだが、少しも遜色のない味だった。 

 夫が気晴らしにホテルの支配人(の人かな?)と喋っていてとても親切で友好的で思わず旭川に住みたくなったと言っていた。本気でこちらに住む気なら住むところも探したり世話したりしてあげるよとのことだった。

 そういう話はよくある。稚内でも住むところも見つかるし、仕事もちゃんとあると現地の人は勧めてくれた。

 また、旭川出身の人が「土地や家が欲しければ実家の兄に頼んだらいくらでも売ってくれるよ。」と。北海道の人は閉鎖的でないのだろう。

 残念ながら次回旭川に行った時にはそのホテルはなくなっていた。それとも名前が変わったのか。お昼はむちゃくちゃ安いバイキングがあった。安くて良いところはどんどん無くなっていくのだなと寂しく感じる。