最近二日続けて小さな地震があった。大阪北部地震からちょうど一年。電車で大阪方面へ向かう途中いまだ修理されていない家を最近でも目にした。
児童を見守っておられた方が確か亡くなられたように記憶している。
それから、
9歳の女の子が学校のブロック塀の下敷きになって亡くなられた。
最初私は、なんて運が悪いのだろうとしか思わなかった。なぜなら、他の生徒たちは怪我さえしていなかったから。
女の子はなんか挨拶当番と言う役目でいつもより早く出かけたために自分だけが被害にあったらしい。
挨拶当番???なんのために???
小さい子どもたちを上級生が守るのもとても素晴らしいことだ。それが、規則で学校側も保護者達も子どもたちも必要なことだと思うのならそれについての話は別だ。
けれど、2017年、ベトナム国籍のリンちゃんと言う女の子が登校時に殺された痛ましい事件があったことを思い出す。ほんの一瞬の一人の時間を狙って巧妙に事件は起きる。小学生の女の子が一人で登校するというのは、別のリスクを抱えている。
リンちゃんの事件があったというのに、同じくらいの女の子がわざわざ一人で登校する規則があるなんて私には信じられなかった。
全国どこの学校でもそんな当番があるのだろうか?幼い子どものいない私にはわからないが。
はたして女の子を殺したのはブロック塀だけなのだろうか?
私にそれぐらいの年齢の子がいたら、きっとその制度に反対したでしょう。
登校時は固まって行くけど、下校時は一人のことがあるから犯罪にあいやすいと聞く。私も小学生の3年か4年生くらいだったが、下校時に変なおじさんが話しかけてきて気味の悪い思いをしたことがある。いつもは友達と一緒なのだがなぜかその日は一人だった。ただ、そこは街中で人家も人目もあった。きっと、卑猥なことを言ってはストレスを解消しているだけの人だったのだろう。