明湧會ブログ

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2月12日(土)は、大黒天祭でした。

2011年02月16日 21時00分00秒 | 行事
2月12日(土)は、尾鷲市本部にて、大黒天祭でした。

大黒天祭では、武者小路千家の宗匠 不徹斎がお書きになられた掛軸を

2つ拝見させていただきました。

先日浄霊会にて、拝見させていただきました、「祥風(しょうふう)」と「破抄盆(はさぼん)」という掛軸です。


「祥風」は、床の間に掛けると、とても映えて、大きくて、勢いがあって、

これから、いい事が起こるきざしの風が吹くのかと思うと、嬉しくなってきます。







もう一つは、「破抄盆(はさぼん)」

これも横幅も大きくて、字の力強いとても勢いのある掛軸でした。

意味は、“応庵禅師の「如何なるか正法眼」の問いに、弟子密庵禅師の答え。”


こわれた沙盆(すり鉢)は価値のないもの。

無一物に徹したとき、仏の知恵が生まれます。


~別の解釈~

壊れたり、年老いたり、役に立たなくなってしまったものでも、

そこにこそ「良し・好し・善し」と思え、見いだせる、心の境地。

現代風に言えば、逆転の発想。ものごとの見方ひとつ。



今日も、素晴らしい物を拝見させていただきまして、ありがとうございました。

いつも、参拝させていただくと、神様に曇りを取っていただくばかりでなく、

入ったばかりの素晴らしい、普段は目にすることの無い物ばかりを

間近で拝見させていただけたり、手に取らせていただけたり、

代表に、説明や由来や意味を歴史と共に教えていただいたりと、ありがたいことばかりです。

これも神様のおかげ、大黒天神様のおかげ、代表のおかげ、

運んでくださる宝山古美術様のおかげですね。

じかに拝見させていただける会員は、本当に幸せものだと思います。

本当にありがとうございます。

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