『徳を積む』
「徳を積むとか、徳のある人とか申しますが、この『徳』とは何でしょうか。
また、陰徳とは何のことでしょうか」
『徳ってのは、人の為とか、世の中の為になることをすること・・・それが徳になるんです。
これを沢山やることを徳を積むっていうんです。
そして、徳を積むには浄霊によったり、この信仰に導いたりするのが一番いいんです。
金をめぐんだり、慈善を施したりするのは一時的でね、永続性がないんですよ。
だから、人を永遠に救う信仰に入れる程、徳を積むのにいい方法は他にはないんですよ。
徳を積むと大勢の人が感謝しますからね。
その感謝の光でその人の霊が太り、霊の栄養になるんです。
神道の祝詞に「御霊のふゆを幸倍給へ」ってのがありますがね。
「ふゆ」ってのは「殖える」で太ることなんです。
太ると光が多くなるから霊層界の上にのぼり、仕合わせも、いいことも多くなるんです。
それから陰徳ってのは人に知られないで良いことをすることですよ。
よく、神社の境内なんかに「金何円也」とか書いて寄付の札が貼ってありますね。
あれなんかは人に知られるから陽徳ですよ。
人に知られる場合はそれだけの報いがもう来ているんですが、人に知られない場合は
神様がご褒美を下さいますからね。
同じ徳でも陰徳の方がよっぽどいいですよ。
ところが人間ってのは顕れないと気がすまないもんでね。
なるだけ人に知られないでいいことをするんですね。
そうするとね、神様の方で何倍にも返して下さいますよ。
だから陰徳を積むってのは大変なことなんです。
今の人は、このことが判らないから陽徳ばかりですね。』
(昭和24年7月30日)
「徳を積むとか、徳のある人とか申しますが、この『徳』とは何でしょうか。
また、陰徳とは何のことでしょうか」
『徳ってのは、人の為とか、世の中の為になることをすること・・・それが徳になるんです。
これを沢山やることを徳を積むっていうんです。
そして、徳を積むには浄霊によったり、この信仰に導いたりするのが一番いいんです。
金をめぐんだり、慈善を施したりするのは一時的でね、永続性がないんですよ。
だから、人を永遠に救う信仰に入れる程、徳を積むのにいい方法は他にはないんですよ。
徳を積むと大勢の人が感謝しますからね。
その感謝の光でその人の霊が太り、霊の栄養になるんです。
神道の祝詞に「御霊のふゆを幸倍給へ」ってのがありますがね。
「ふゆ」ってのは「殖える」で太ることなんです。
太ると光が多くなるから霊層界の上にのぼり、仕合わせも、いいことも多くなるんです。
それから陰徳ってのは人に知られないで良いことをすることですよ。
よく、神社の境内なんかに「金何円也」とか書いて寄付の札が貼ってありますね。
あれなんかは人に知られるから陽徳ですよ。
人に知られる場合はそれだけの報いがもう来ているんですが、人に知られない場合は
神様がご褒美を下さいますからね。
同じ徳でも陰徳の方がよっぽどいいですよ。
ところが人間ってのは顕れないと気がすまないもんでね。
なるだけ人に知られないでいいことをするんですね。
そうするとね、神様の方で何倍にも返して下さいますよ。
だから陰徳を積むってのは大変なことなんです。
今の人は、このことが判らないから陽徳ばかりですね。』
(昭和24年7月30日)