溶接・溶断、厚中鋼板 金属加工専門の三立製作所
東京西多摩 瑞穂町 株式会社三立製作所。
建設関係の鉄骨、型枠を製作している得意先様よりご注文いただいたものです。
100mmx45mmのチャンネルの溝に入れるものなのですが、
現場にてワイヤー等を使用し吊り上げるための「吊りフック」と呼ばれる部品です。
19mm鋼板で大きさは幅85mmx高さ100mm、
中心に40mmの丸穴を開けてあります。
丸穴を含め、全て溶断にて切断いたしました。
この「吊りフック」、
長い鋼材(今回はチャンネル)に等間隔に溶接をされるのですが、
フックとしての役割のほかに“補強部品”としての役割もあります。
溝の幅方向に広がるのを防ぐ役割があり「曲げ強度」を大きくしております。
こうすることで驚くほど強度を維持しながら材料の軽量化に貢献することが出来ております。
大型の架台の製作の際にもこういった使われ方がされるのですが、
様々な大きさ、種類(H鋼、アングル、チャンネル)の鋼材に合わせた
補強部品を容易に製作できるのも、当社にあるトレース式の自動ガス溶断の長所であります。
建設の鉄骨、架台の製作の際によろしくご検討ください。