溶接・溶断、厚中鋼板 金属加工専門の三立製作所
東京西多摩 瑞穂町 株式会社三立製作所
朝の段取り、作業指示を終えたところで
本日出荷予定の製品のチェックをしていたところ、
一部に「バリ」と呼ばれる、いわゆる端面の引っ掛かりが取りきれていないものがありました。
「バリ」は、
鋼材を溶断およびバンドソー等で切断加工した際に切断面に残るもので、
見た目がよろしくないということもありますが、
なかには鋭利なものもあり、そのままでは製品に触れた際にケガをする原因となるので
完全に切除するべく「仕上げ」作業をすることが絶対であります。
前回も製作作業段階でそのようなことがあったため、
「口頭」 で正しい作業方法を指示したところでありました。
今回は熟練社員の見本を見せ、
実際に素手で触り、違いを文字通り肌で理解してもらいました。
こちらは「口頭」での説明にて相手が理解したつもりでも
必ずしもそうではないということがわかり、
面倒でも実際にやって見せ、見本に触れることで伝える事が
正確に伝えるためには不可欠であるという事例でありました。
こういったことの一つ一つの積み重ねがミスのない行動・作業につながり、
製品の信用、会社の信用につながって行くんだろうと思います。