溶接・溶断、厚中鋼板 金属加工専門の三立製作所
東京西多摩 瑞穂町 株式会社三立製作所。
主に屋外で使用する製品などの場合、
「さび」を防ぐためにメッキを施します。
今回製作した製品は、
「亜鉛メッキ」いわゆる亜鉛のドブ漬けと呼ばれる製品の溶接組立で、
設備を載せる架台だそうです。
あらかじめ「亜鉛メッキ」された鋼材(今回はL字のアングルです)を取り寄せ、
バンドソーにて切断。固定用のボルト穴を開けました。
底板は6ミリ鋼板を溶断にて切断しアンカーボルト用の穴を開けました。
これらを溶接にて組立てるのですが、
メッキしてあるところはそのままでは溶接できないため、
溶接箇所のメッキをサンダーにて削り落とします。
組立て後、
溶接箇所、穴あけ箇所は鋼材の地肌がむき出しであるため、
ローバルと呼ばれる補修用の亜鉛メッキを塗ります。
「メッキカバー」と呼ばれるローバル社がだしているシルバー塗装をし、
補修した部分を目立たなくし完成となりました。
ローバルは、
溶融亜鉛メッキ(ドブ漬け)と同等の防錆力を発揮する商品で、
今回は手軽に使用できるスプレータイプを使いました。