友人宅で収穫されたらっきょうをいただいた。
梅雨前のこの季節、毎年らっきょうを漬けるのが恒例となっているが、作業が楽なのでもっぱら洗いらっきょうを購入し、らっきょう酢に漬けて完了する。
友人のらっきょうは、畑で収穫し、ざっと洗っただけの小ぶりなもの。
無農薬で、収穫から間もない新鮮ならっきょうだ。
茎と根をキッチンばさみでカットし、桶の中で転がすように洗う。
泥と薄皮がどんどん剥がれ、ますます小さくなるが、プリプリした姿は新鮮そのもの。
手間がかかるが、出所のはっきりとしたらっきょうは、何より安心だ。
「塩らっきょうにすると、パリパリ歯ごたえがあって、いくらでも食べられるらしいよ」という言葉に引きつけられ、7~8パーセントの塩漬けにしてみた。
昔はレシピ確認するのに、メモ書きしたり、書籍を購入したりする必要があったが、当節はネット検索によりいくらでもその方法を知ることが出来る。
有り難い時代になったものだ。
数日で塩らっきょうは食べることが出来るようになる。
減塩生活が長い身にとっては、いささかしょっぱいと感じる味わいだったが、確かにパリパリ食感が楽しい。
ついつい食べ過ぎてしまうが、しょっぱい割に血圧はさほど高くならない。
1キロほどあったのに、あれよあれよと減っているような気がする。
塩抜きして、らっきょう酢よりもっと甘い甘酢につけたり、味噌漬けにする事も考えるが、その内になくなってしまいそうな予感。
唯一難があるとすれば、らっきょうの匂いに引きつけられて、小バエが沢山集まってくることか。
これには閉口している。