私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

ネット販売にご用心

2022-09-16 | 12怒る
フリマアプリの値段設定に失敗し、他の出品についても精査しておこうと検索をかけた。
するとある出品物について、写真も紹介文もほぼ完コピされ、いくつもの販売サイトにアップされているのが見つかる。

何てこと!
複数サイトに私の出品物がアップされている。
私のあずかり知らぬ所で。

サイトは全国各地に点在しており、「売れました」履歴がいくつもアップされているものもある。
クリックするとサイトが立ち上がらないものも…。
商品は一点限り、私の手元にあるだけだというのに!

怪しい。いかにも怪しい。
私の出品物情報が悪用されているのだ。
恐らく注文しても物が届かないばかりか、クレジットカード等の情報を盗まれるだけだ。
明らかにフィッシュング詐欺サイトなのだ。

信頼できるサイトにおいてのみ、取引しようと切実に思う。
価格が少々安かろうが、信頼できそうなエピソードが盛られていようが、一切関係ない。
フェイクの可能性が大だ。

実物を見ることなく、販売員も販売店舗も確認する事なく、売買取引する危うさ。
現代社会において我々は、利便性と引き換えに安全性を失った。
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私の怒りパターン

2022-08-17 | 12怒る
私の怒りパターンは自他共に認める、瞬間湯沸かし器タイプであった。
しかし、いつの頃からか、忘れた頃に怒り心頭に発するタイプとなる。

不快な事柄があり、それが不愉快な出来事として繰り返し思い出され、不快な対象にはなるべく近づかぬように行動している自分に気付く。
そして、自分が怒っている事にかなりの時差で気付くのである。

ホッカイロタイプとでも言ってしまおうか。
瞬時に沸騰する訳ではないが、じわじわ深部に熱を伝え、気が付けば低温火傷になっている事もある。
与えるダメージは、表層の火傷より重いかもしれない。

いつからそんな風に変化してしまったのか定かでないが、近頃、静かに怒っている自分を度々見つけ、自分自身に手をやいている。
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子の姿

2012-10-02 | 12怒る
子供の姿は親の姿を映し出す。
「子は親の鏡」とはかねて承知の言葉だが、正しく…という現実に出くわした。

子供と普通に暮らしているならば、その生活の細部を始終観察されている訳で、好むと好まざるとに関わらず、子供の行動、表現方法は、親のそれをコピーしたものにならざるを得ない。

人生の中で修正したり取り繕ったりして来た、表沙汰にはしない人としての本質を、子供はすっぱ抜いてしまう。

その論理。
そのスタイル。
価値観。

多くの場合、大人の隠しておきたい本質や、欠点を暴露する形になるのが恐ろしい。

私自身に子供はないが、友人の子供は明らかに彼女の欠点と好ましからざるスタイルを増幅させて見せた。
それも派手にかつ強烈な形で。

私が、私の親たちの好ましからざる性質を自分の中に温存しながら生きて来たように、人はみなそうなのだろうけれど、どの子供もそうして大人になるのだろう。

ある日突然暴露されてしまう現実の恐ろしいこと。
しかし、それを目の当たりにし、不信感に包まれてしまう時の気持ちの冷め方はいかんともしがたい。

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あの時からわかっていた

2012-08-25 | 12怒る
震災のあった春、かの国の新聞に「日本沈没」の文字が躍った。

明らかな悪意と喜びが感じられた。

あれから一年半、少しずつ蓄積されてきた情報は嫌悪されるものばかり。

一見、普通と思われるニュースでさえ、そこを手掛かりにタカリ、しがみつく為のもののようにさえ思える。

醜い。

日教組による偏向教育を受けて来た私の精神世界も、御蔭さまで目覚めたような気がする。

恨みつらみをたたき込まれ、不都合な現実のすべてを反日に昇華する人生は、結局は自らの歴史を泥にまみれさせることになるだろうに。

そこに美は見いだせない。

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不良品をつかむ

2012-07-06 | 12怒る
今週、立て続けに不良品を購入してしまった。

一つは大容量のボストンバッグ。
いま一つは、綿素材のサマードレスだった。
どちらも中国製。

ボストンバッグは縁のパイピングが縫製不良ではずれていた。
検品はされていないのか?といぶかりつつ、早く気づいたので返品交換となった。

同じ週、再び不良品をつかむことなど思いもしなかったので、サマードレスの場合は手遅れとなった。
廉価であるのに着やすくて、肌触りも良い。
色違い・柄違いの同じ品物を大人買いしようと思っていたところだった。
…お尻の部分に、ハサミが誤って入ってしまったと思われる1センチ四方に渡るV字の破れを見つけてしまったのだ。

既にタグもレシートも取り外し、丸一日着て過した後なので返品はしにくい。
しかも、着心地が良く、更に二~三着買い増ししようとしていたところで、ショックは大きかった。

一体全体、検品はされていないのか。
人命に関わる残り針のチェックだけして、その後のチェックはないのかもしれない。

エネルギーと勢いには圧倒されるかの国。そのアキレス腱は、きっとこうした品質管理の部分だ。
品質を保持し、規格を守ろうとする意識…そうしたものが恐ろしく希薄なような気がする。

実際、ルールを守るとか、倫理に反しないとかいった点は、モーレツな利益追求の陰に追いやられている印象が強い。

私のバッグやドレスが不良品でも、一消費者の私がすっかり懲りて「もうかの国の製品はやめておこう」と決意するだけだが、食品や原発もろもろの重工長大製品はヤバいよねぇ…と思う。
土に埋めて隠したって、結果的には何千何万の命がどんどん削られてゆくことになるのだから。
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静かなNOを表現する

2011-08-04 | 12怒る
私だってつねづね感じて来た。

日本に生活しているはずなのに、ここはどこの国だろう?と感じる違和感。
自由な言論が保障されているはずの国なのに、操作された情報しか提示されていないのではないかという疑念。

激しいデモや争乱と言う形にはならないけれど、静かに少なくはない日本人の中に芽生え始めているこうした不信感は、少しずつ形になり始めているのかもしれない。

既存の情報を疑い、疑念は自分の生活の中に反映する。

怪しいものは買わない。
不快感を覚えるものは視聴しない。
不愉快なものは、きちんと記憶にとどめて、機会をとらえて判断材料とする。

表にはっきり出てこない形で、日本社会が不自由な閉塞感にとわられているとするならば、一人ひとりのニッポン人が、ささやかだけれども静かなNOを行動に表すことでしか防御はできないような気がしている。
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とにかく恐ろしいとしか

2011-07-29 | 12怒る
明らかに安全は「二の次」「三の次」なのですわ。
それはもう先刻承知。

餃子騒動の時のかの国の対応も忘れてはいない。
結局、犯人だった工場作業員が忘れたころに摘発されて、事件はうやむやに葬られた。

市販の食品を食べて命を落とすなんて、日常的にあることだというのだから、まぁ国の体面だけ考えている訳よね。

列車事故に関しても、安全のために原因を追及する手がかりの物証を粉々に砕いてしまっては、再発防止と真実追及の道を自らつぶしにかかっているようなもの。
人間の命よりも大切なものが沢山あって、命が軽いっていうことなのだろうなぁ。

かの国のニュースを、連日トップニュースで報じる我が国のテレビにも白けるけれど。
ただ、はやし立てているだけだで、パワーゲーム的側面しか感じられない。

要するに、真理の追求が一番重視されるべきなのに、真理をおおい隠して守らねばならない「優先順位が上」のものが多い社会は、ホントに恐ろしい社会。

運○手が何とかかんとか言っていた云々…っていう報道にしたって、その個人が本当にホントの事を言っているのかどうかも、きちんと検証作業ができないとわからない訳で。
どの人もどの人も、自分の立場を守る方向で発言しているから、誰も信じられない。
つまるところ、真実は重視されてないのだから。

巡視船にぶつかってきた漁船の船長も、好きなこと言ってました。
真実ではなく、謀略の臭いがプンプンしてました。
国民感情を揺さぶる人情話が持ち出されていたのも、国家的に都合の良い方向で彼の立場が肯定される為の策だという風しか感じられなかった。

かの国は、数多くの偉大な哲学者を生んだ国。
歴史の上に積み上げられた、倫理や哲学はどこに行ってしまったのか?
拝金主義の資本主義以上に「言ったもの勝ち」「損得勘定」と「勝てば官軍」的な感覚ばかりが横行しているのを見るにつけ、最近は生理的な嫌悪感さえ覚える。

本当のことが語られ、それがきちんと検証される社会こそが、清く正しく強い社会だと今更に思うのだけど。
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それでも怒りは沸々とたぎっている

2011-03-30 | 12怒る
諦観を覚えながら、それでも怒りは沸々とたぎっている。

その日の午前には、リーダーとしての資格を欠くことが明らかとなって命運尽きるはずだった首長が、未曾有の事態で午後には長らえることになった。

この災禍を、かくのごときリーダーの下で立て直さねばならない不運を、どう嘆けばよいだろう。
かの人に、本当にこの国が守れるのだろうか。
その心があるだろうか。

ゾンビが次々に復活し、荒野では策略に長けたハイエナやハゲタカが盛んに動いているというのに。

野菜の出荷規制がされ、とうとうプルトニウムによる土壌汚染が明らかになった日、いかにも善良で勤勉な有機農法の耕作に精魂傾けていた一人の日本人が自ら命を断たれたというニュースを知る。

この不条理をどうすることが出来るだろう。

怒りはたぎっている。
沸々と。
それは静かに蓄積されて、ある日大きなエネルギーとなって出口を見出さずにはいられないだろう。
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悪人は存在する

2010-09-27 | 12怒る
悪人は存在すると思う。

生活が苦しかったからとか、不幸な生い立ちだったからといった条件からは隔たっていても、意図的に仕掛ける人が、確かに世の中には存在するのだ。

明らかに恵まれた環境に育って、ハイソサエティーといわれる人々の中に生きていることは確かなのに、自らの目的の為に完全武装して周到な計画の下仕掛ける人物を目の当たりにしたことがある。

穏やかに、極力争わず生きてゆきたいという志向の、ごくごく平凡なニッポン人である私にとって、それは驚くべき経験だった。

そんな特殊な思考回路の人物になど、出会ったことがなかったので。

しかし、そうした人々は確かに存在するのだ。

お手手つないで、仲良くみんなで生きてゆきましょう…なんて学校教育は、そうした世の中を生きてゆく上で、何の意味も持たない。

自我を確立し、危険をかぎ分け、問題にぶつかれば色々な手段を用いてそれを解決する力こそ育むべきだ。

友愛思想なんて、なんて空虚で薄っぺらな…と思う。
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ぼくやってないもん

2009-12-01 | 12怒る
郊外の父の家は、長年空き家状態が続いている。

高度経済成長時に開発された高台の住宅団地で、ちょうど世代交代の時期を迎え、うまく交代ができた家は建て替えがされ、地元で生活しなくなった家では次の主に売り渡される。

お隣は都銀勤めの老夫婦の終の棲家であったが、夫婦とも亡くなった今は相続人によって、転勤族に賃貸されている。

現在の賃借家族が住まうようになってから、父の家の庭が目に見えて荒れ始めた。
定期的に訪れるも、毎回アイスクリームのカップやペットボトル、缶ジュースの缶の潰されたのなどなど様々なゴミが散らばっていて、それを一つ一つ拾ってゴミの収集日に出すという作業を繰り返してきた。

塀にボールを投げ、庭に入りこんで飲食を楽しんでいるのだ。

昨夕訪れた際には、塀に一円玉が4枚積み上げてある。
手前の溝には、泥落とし用のマットが斜めに置かれ、飲食あとのゴミも庭のあちこちに常にも増して散乱している。

隣家は大家族。
子供が4~5人はいるだろうか。

美しかった京風の隣家の佇まいは、ここ5年余りで無残なものになっている。

隣家の玄関を入ってゆく子供に声をかけ、我が家の敷地に影響している状況を尋ねると
「ぼくやってないもん!」と叫び玄関に入って行った。

何年か前、君のお兄さんと思しき男の子にお尋ねしたときにも、同じことをいってたなぁ。
「ぼくやってないもん!」って。

君がやったのじゃあないかい?って言ったことはなく、この現状をお尋ねしただけなのだけれどもね。

一円玉の件を尋ねてみると
「それはお兄ちゃんだ」
と、「ぼくやってないもん!」の弟と後から出てきた妹が揃って言う。

「だって、一円なんかいらないって言っているもの」

一円をおろそかにするのは君達のお兄ちゃんの勝手だが、我が家の塀に積み上げるのはご遠慮申し上げるよ。

迷惑料を請求するのだったら桁がいくつも違ってくる。

ちょっと顔を出した母親は、指導などしない。
自由奔放な子供たちが、実に気ままに育っている。

どうか早く転勤していって欲しい…と切に願っている。
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