白ネコのお湯めぐり

温泉に浸かり、ご当地キティーを探しにいこう・・・

温泉って

2008年05月13日 18時22分49秒 | spa
先日、年二回入浴をするという「妙見山」の湯守りをされている場所に出向きました。
ここには、三回目。
一度目は、これが源泉?みたいな壺を発見。違う?

二回目は、再アタックということで行きましたが、そのときに浴槽に源泉をためて沸かして入浴するからとお話をきいたので、三回目に出向いたわけです。
さて、お堂のある場所までは少々急な坂をあがります。
そこでは、湯守りをされている五軒の家の人々が集まられていました。
本当にきたのかみたいなかんじでした。というのも、その日は入浴をするおつもりではなかったみたいで…。

源泉を案内していただきましたが、汲み上げるスイッチがうまく作動せず。でも、なんとかしてやるわとプロはおっしゃいます。プロがいたからこそ、実現したのです。

源泉から、山の中に配管がとおっていてそれを通り、お堂横にある、集会場の浴槽に源泉が流れ込みます。

浴槽にたまるのと、沸かすのとで一時間。
暖められた湯は、見事にオレンジ色に変わります。
小さい頃から、この湯に親しんできたプロはとても嬉しそうに話をしてくださいました。まさしく湯治、湯冷めをしない湯です。

同行者達は湯を楽しんだようです。
私は今回は時間的都合もあり、入浴を控えましたが、大事に温泉を守る人のあたたかさにどっぷり浸からせていただいただけで、「いいなっ、日本」と思える一日でした。
秋にまたするから、前もって連絡してくれたらきちんと用意しとくからなのプロの言葉は、すごく嬉しかったです。
本来なら、いい気分でみなさんと団欒されるところを突然の他所の人間がやってきたのに、いやな顔をせず。

温泉をまわりはじめて、知らない人でも温泉を愛する人たちはみな生き生きとした顔をされていることに、とてもとても感動します。
いやな事件が起こる世の中。忙しい毎日を送る私。忘れてしまったような人の暖かさは、私の育ったよき幼き時代と同じような時がまだ残っています。

温泉力って心豊かにしてくれる自然の恵みではないかな?

帰りは、新神戸に向かう道中にチムヂルバンスパ神戸に立ち寄りました。名前の通り今流行りの岩盤浴が充実しているようです。お湯は、アルカリ泉のあっさりしたものでした。
夕食は、神戸ということで中華街です。時間も遅めということもあるのですが、少し寂しく感じられました。

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2 コメント

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いつもと違った雰囲気ですね (signofthetimes)
2008-05-14 00:37:14
いつもよりも長いテキストなので、印象もまた格別でした。きっと書きたいことがいっぱいだったんでしょうね。出逢った体験。その時感じたこと。その後湧いてくる思い。本で読んだことでなはく、人から聞かせれたことでなく、自ら飛び込んでその場その時の空気を吸い込み、肌に触れたことをどうしたらいいのか自分でも持て余すような気分。猫ママさsんのブログを読んでみて湯気のような温度と湿り具合が感じられました。
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感じてもらえましたか? (猫ママ)
2008-05-15 00:18:43
本来は話し好きではありますが、文章力がない私なんで、思ったことを書いてみただけでした。
人との関わりは、大好きで物怖じせず飛び込んでしまいます。
帰る頃になった時には、二歳になるプロの娘さんと仲良くなれました。
二度と会えない方たちかもしれませんが、その瞬間は大事にしていきたいとおもいます。
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