美濃葯膳料理…３

炊き合わせはしし肉の八角煮

ご飯は発芽玄米のハトムギ入りの鶏雑炊です。

便通がよくなる沢アザミが使われています。

水果

きっとあの左上の実だよね。梨羅漢果。
一切の甘味を使わず煮ているそうです。
お茶はかきどおし茶に変えられます。

ひとつひとつの献立に、料理長の思いと仕事の丁寧さをじっくりと感じるこちらのお料理は素晴らしいものでした。

夏になると長良川の鵜飼を楽しみ鮎をいただくこともできます。

おみやげには朴葉味噌を。

春夏秋冬、すぎ山さんでは景色も食も旬をゆったりと長良川の流れるひとときで味わえるのでしょう。

美濃葯膳料理…２

使われている薬味に自農園で栽培されている食材が並べられました。

ここからは、こちらを目と舌で確認しながらいただきましょう。

造里

河ふぐ…鯰でした。みょうがと一緒に。鯰を食したのは初。鯰鯰鯰です。
あっさりとしています。

アロエ…新鮮なのでシャリシャリ感があります。

地鶏…鶏は苦手ですが鶏とは感じません。
ちり酢でいただきました。

焼物
宮内庁鴨場の由緒ある鴨料理です。

この焼き道具一式が宮内庁には納められています。

鴨…苦手ですが、臭みもなくでもこれだけで充分です。
とても綺麗な色は、新鮮な証明です。

鴨と葱

温物、油物
アッ、これはあの薬味だと確認したり。

そして、初めての高麗人参は天婦羅でピリピリ感。
身体に効きそうです。

滋養強壮疲労回復新陳代謝鎮静利尿消化保湿発汗健胃…等々

美濃葯膳料理…１

期待をしながらホテル内のレストランで昼食をいただきます。
テーブルにつくと献立表にまずは驚きます。
料理名に薬味、薬能が細かく書かれていて、食べ終わるまでの賞味が楽しみです。

テーブルからは長良川と金華山。
お天気にも恵まれています。


先付は「ん」が二つつく食材が使われています。二つつくものを食べると、運を重ねて縁起がいいとされています。

前菜

椀物

さてここまでいただいて、献立を確認しながら次に驚くことに…

長良川温泉「鵜匠の家 すぎ山」

長良川が流れ、目の前には金華山。頂上には岐阜城が見えるホテル。今日はこちらで、日帰り温泉と薬膳料理を楽しみます。

到着して、まず入浴。

どうやら久々の貸しきり状態にのんびりと…


源泉は鉄色をしています。

湯の華というのか、固まりが嬉しくなります。


源泉と白湯を交互に今年の初湯です。