ブロ友さんのお一人が「団塊シニアのひとりごと」として
感じたことを書いてくださる文章をうんうん、といつも相づちをながら
読ませていただいております。
先日の文章の中に、
……毎日が平凡に過ぎていたとしても希望がある、愉しみがある、
そして幸せを感じているなら、それこそ、生きがいになるだろう、
だから老後は生きがいにこだわることはないと思っている……
とありまして、今の自分がほんとにそうだなあ、と思いましてね、
何でもない毎日が、いえ、何でもないから幸せだなあ、と思います。
ちょっと、書いておきたくなりました。
3年前の今頃は、今までに感じたことのない、言いようのないどん底にいました。
それまでの私は、健康で身体を動かすことが好きで、働くことが好きで、
所謂器用貧乏で、どの職場でも重宝されてきました。
便利使いされることも多く、でもそのことが嫌でなかったのです。
50代半ばから介護の仕事を始めヘルパーから、サービス提供責任者になり、
ケアマネージャーとして働いていました。
ケアマネージャーって、ことが起これば連絡が来るので、休みも夜も
休みであって、休みでないところがあります。
3年前、70代になり、少し自分の時間も欲しいと考え、
常勤で週5日勤務から、週4日の嘱託みたいな感じにしてもらいました。
4日になっても、担当の数は変わっていません。
後で思うと、それがいけなかったのかな。
年寄りが働き過ぎると、自分たちもしないとね、ってことかな。
居心地のいい職場だったのが、そうでなく
毎日が辛い日々になりました。
辞めた方がいいのかな、という思いを抱きました。
歳を取るってこういう思いをさせられるんだ。
ドラマの世界だけではないんだわ。
上は引き留めてくださいましたけどね、
「潮時ってあることを知りました。」と
潔く退職しました、と言えば聞こえがいいけど、
「何で、こんな目に遭わなければいけないのよ。」と
腹の内では煮えくり返る思いもありました。
さて、辞めた週の日曜日に礼拝に行きました。
その日、床に落ちていた「みことばカード」を拾いました。
拾い上げて読んでみて、笑ってしまいました。
す~っと気持ちが楽になりました。
私がいつまで経っても仕事にしがみついているから、
こんな形で取り上げてくださったのですね。
ケアマネを辞めたあと、介護認定調査員をやっておりますが、
これは時間ではなく、件数でさせていただいておりますので、
対象者と直接コンタクトを取って、調査を終えて、
報告書を書いて、市に届けます。
自由な時間がたっぷりあるのです。
カメラの腕が上がることに希望を持って、
それが楽しくて仕方が今日この頃です。
読んでいただき、ありがとうございます。
昨日の歩数 11,537歩 7,74キロ 115%達成