ブログ やさしい雨が降る

たわいない話

11日の選挙、世の関心が高く、「必ず行く」が79%だそうです。
90歳近くになる女性利用者さんとの昨日の会話です。彼女は太平洋戦争を仕事先の大陸で体験していらっしゃるKさんです。

Kさん「今度の選挙、あなた、どう思う?」
 私 「さあ、どうなんでしょう?」 

Kさん「政権を変えるとばかり言っている民主党にしても、あそこはいろんな考えの人が
    寄り集まっているからねえ。かえってまとまらないだろうし。」
 私 「そうですねえ。」

Kさん「そういえば、ブッシュさんも大変だねえ。」
 私 「そうですねえ。暴動が起きているみたいですしねえ。テレビで『日本では
    そんなことは起こらない。』と言ってましたが、どうでしょうねえ。
    戦争の時の話を母から聞きましたけどね、沖縄戦が厳しくなってからの話
    ですけど、大勢入っている防空壕で赤ん坊が泣いた時、アメリカ兵に見つ
    かるのを恐れた人々は赤ん坊の口に手拭いを押し込ませたそうですよ。」

Kさん「そうだよ。関東軍はロシヤが来るのを恐れて橋を壊しながら逃げたんだよ。
    私たちはその橋を渡って逃げるのにどうするのよ。水の中を渡って逃げるのに
    それは大変だったよ。それに数合わせをするのに、中学の4年生ぐらいの子を
    召集してロシヤに連れて行かれた子たちもいるよ。
    まだ、18歳ぐらいだと思うけどけどね。」
 私 「そうだったらしいですね。物どころか、命の話ですものねえ。日本ではなんて話は
   ギリギリのところに立ってない人のたわ言ですよねえ。」


 おばたさんの「シベリヤ抑留記」と重なる話です。
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