ブログ やさしい雨が降る

デジカメのお陰

 今朝は会社勤めの娘さんと二人暮しの78歳の利用者さんのお宅への訪問介護です。
昨日のイナゴとバッタ論議に二人を引き入れました。「お母さん、イナゴ食べたことある?食べられるのがイナゴだよね。」と娘さんが言うと「食べたことはないわ。」と利用者さんが答えました。
「あ、そうだ。」とそこでデジカメを出して娘さんに見せました。
画面を覗いた娘さん「えーっ、これはバッタですよ。だって、この緑色が食べられるなんて気持ち悪いじゃないですか。イナゴは茶色ですよ。」ときっぱり言ってから、「でもこんなことがわかるなんてデジカメのお陰ですね。」とにっこり。

 いつの時点で私の頭にバッタとイナゴが刷り込まれたか定かではありませんが、私はトノサマバッタの姿を見て丸っこい形はバッタ、そうでないのがイナゴと決めていました。今回、図鑑を見ると、どうも同じような形をしているのですね。
じゃあ、その違いはどうしたらわかるのでしょう?
事の発端は私が撮った画像をイナゴと書いたのに対して、Pさんが掲示板にこう書き込みをしたのです。

 「これがイナゴでしたら私の頭にある昆虫図鑑をいれかえなければ、、、、です。
バッタとイナゴの違いは私も混迷、光江さんの画像は『オンブバッタ』とお見受けしますが、、、、。」
あれれ?頭にある図鑑を入れ替えなくちゃいけないのは、もしかして私?と思ったら、時同じく、「姉貴の写真は、もしかしたら、ショウリョウバッタ?」とのメールが田舎から届きました。
早速図鑑で確かめました。ううん、

オンブバッタにショウリョウバッタ。この二つは確かに怪しい。

 はてさてと思ったら、60年前のガキ大将からの書き込みです。
「バッタとイナゴの区別は難しいですよ。子供の頃は十派一からげでバッタと言って居ました。
中国に行ってイナゴの大群に街を襲われて、イナゴは羽が長く何十キロでも飛ぶ事を知りました。そして大水害に会い、水害とイナゴの異常発生が関係して居る事を知りました。羽の長いのがイナゴと思って居ましたが、一概にそうでも無い様です。
以上が昭和一桁のがき大将説で有ります。」

          もう一度その部分を切り取った画像をUPします。



          ごらんになった皆さん、どうぞ頭を悩ませてください(^^)
          すべてはデジカメが悪い、じゃなかった、デジカメのお陰です。
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