かまたさとるの今日のぶつくさ

1日の出来事や日常生活で感じることを「ちょっとだけ」ぶつくさとつぶやきます。

これからの治水

2008年04月27日 | Weblog
今日は、川辺川を守りたい女性たちの会が、京都大学名誉教授の今本博健氏を招いて開催した学習会に出席した。

今本教授は、これまでの国交省のダムありきの治水対策を否定した上で、これからの治水対策は、河川に対して流れの妨げになる障害物の除去や河川改修をやること、流域に対しては避難体制などの防災対策をほどこすことがまず第一だと訴えられた。

最近では、多目的ダムが利水などの目的を失ない治水だけが目的となっても、国交省は何がなんでもダムをつくるために、「穴あきダム」を多く計画しているが、、穴あきダムでは流量調整ができないことや土砂堆積など環境に与える影響について指摘された。。

今後、川辺川ダム建設について、やるのかやらないのか、蒲島知事が9月までに決断される。自分の周辺にいる方々の顔色じゃなく、治水の効果や環境問題、そして県財政への影響を十分に踏まえて決断してほしい。

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