今日から定例県議会が開会した。本会議終了後、水俣病対策特別委員会が開催され、チッソの幹部が出席してのチッソ分社化計画の説明がなされた。この計画に対して、水俣病被害者救済が完遂するまで、親会社のチッソが消滅することは認められない、という立場でいくつか意見を申し上げた。
残念に思ったのは新しくできる事業子会社の事業計画に水俣病という文字が一切記載されていないということである。被害者救済がはじまったばかりの段階で、早くも水俣病から逃れようとする企業の姿勢は被害者に到底理解が得られるものではない。被害者救済が完全に終わるまで、チッソは親会社も子会社もその責任を全うすべきだ。
残念に思ったのは新しくできる事業子会社の事業計画に水俣病という文字が一切記載されていないということである。被害者救済がはじまったばかりの段階で、早くも水俣病から逃れようとする企業の姿勢は被害者に到底理解が得られるものではない。被害者救済が完全に終わるまで、チッソは親会社も子会社もその責任を全うすべきだ。